猫本
犬派猫派でいったら猫派な訳で。当然「プ~ねこ(2) (アフタヌーンKC)」も「チーズスイートホーム(3) (KCデラックス モーニング)」も、実は「コイネコ 1 (サンデーGXコミックス)」や「サーティーガール 01 (ジェッツコミックス)」も買ってるわけですが、「チーズスイートホーム」のオビにこの漫画のことが宣伝されてて衝動買い。
だってキャッチコピーが「猫好きによる猫好きの為の最強の猫漫画本」ですよ?しかも作家陣がえらく豪華。
と言うわけで期待して読んだけど、正直イマイチでした。「チーズスイートホーム」と「プーねこ」の宣伝本という面が強すぎるかな。
その2作品の再録と描き下ろしが面白いのは当然として、そんな中で漆原友紀、山下和美、ジョージ朝倉、諸星大二郎の短編が面白かった。
特に諸星大二郎の漫画は「孔子暗黒伝」「マッドメン」などのタイトルや絵柄から、暗くてて哲学的なイメージを持ってた*1ので良い意味で裏切られた。こういうユーモアある作品を描ける人だったんだな。オチも良い。
まあ結局どの作家さんも、そして読者も最終的には「やっぱりウチの猫が一番可愛い」って所に落ち着くんでしょうな。どんな優れた漫画だって本物の猫には敵いません。
・おまけ猫
2年くらい前アートクレイシルバーで眠り猫ストラップ作るための習作のつもりでエポパテで製作。粗いながらも結構気に入っちゃってPCのモニターの上で寝続けています。
ちなみにストラップはまだ作ってません。本末転倒。
*1:実際の作品は読んだ事無い