虫嫌いの人は厳禁
- 作者: 小川幸辰
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/02
- メディア: コミック
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今日も暑かったねえ。
じゃあ夏っちゅうことで寒くなるのを一つ。
ある学校に寄生虫がはびこって、生徒たちが襲われ始める。
虫たちの目的は学校を自分たちの「牧場」にすることだった…。
お話的にはそんな感じ。全3巻。
まあ基本設定は「エイリアン2」の芋虫版(「V」なんてのもあったね)なわけですが、主人公が「虫愛づる少女」で人間と虫の中間の立場で話が進むのが面白い。
ただ、基本的にはひたすら生理的に気持ち悪い虫の描写がメインなので、「うえっ」とか「うっ、うきいい!」とか気持ち悪がりながら読むのが正しいかと。
重ね重ね言っておくけど、
マジで気持ち悪い。
もし普段から虫嫌いの人(特に芋虫、ミミズ系が嫌いな人)とか小さい子供が読んだら
トラウマ必至*1。
この作者独特のぬるっとした絵では、だんだん人間さえも気持ち悪く見えてくる。
もう日野日出志クラスの虫描写ですよ?*2
間違いなく涼しくなれるでしょうが、その後の不快感までは責任持ちません。
とりあえずカバーだけで痙攣するほど気持ち悪いです。是非一見を。
で、カバーだけで「もうおなかいっぱい!」という人は買わないほうが賢明です。
中身はコレのオンパレードですから。