結界師 13巻
- 作者: 田辺イエロウ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/09/15
- メディア: コミック
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黒芒楼編完結の13巻。面白かったですー。
以下感想ネタバレあり。読んでない人は例によって回れ右。
・火黒は良守の仇敵として長く使うかと思ったら、あっさり倒されましたね。良守のパワーアップを示す為&ケジメをつける為でしょうが、こういう「キャラを取っておかない潔さ」は結構好きです。
・そんな中で紫遠・白・九尾の姫は生き残り。とはいえこの作者の性格だと、少年漫画のベタである「敵の敵(つまり仲間)になって再登場」とかはなさそうですね。
・良守が黒芒楼編の最後に張った結界ってウロ様の結界に似てない?なんか関係あるんでしょうか。
・「ビンタ」の回の時音が非常に良い。「主人公の事を心配して泣くヒロイン」なんて、字面で書くと少年漫画としてベタ中のベタのシーンですが、あい変わらず見せ方が非常に巧いです田辺女史。グッときましたよ。
・キヨコ編はコメディ色の強い息抜き的エピソード。チビッコ霊感女子のユリが思いっ切りキヨコの影響受けてたシーンが笑えました。ナイスなコケっぷりですよ良守。
・10月からのアニメは月曜7時からだそうで。そのせいかアニメの設定画を見る限り、良守も時音もデザインが若干子供っぽいですな。特に時音はお姉さんっぽさがなくてちょい寂しい。
気が付けば結界師ももう13巻。すっかり安心して見ていられるクオリティに落ち着きました。自分がコレと目を付けた漫画が成長するのは素直に嬉しいモンです。