爆麗音 -バクレオン- 1・2巻
- 作者: 佐木飛朗斗,山田秋太郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/06/19
- メディア: コミック
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- 作者: 佐木飛朗斗,山田秋太郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/06/19
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山田秋太郎先生の絵が結構好きなので買ってみた。
チビで童顔の青年がバンド結成に向けて右往左往する音楽漫画。とは言っても2巻の時点ではバンド結成すらまだまだで、仲間集めの段階のようです。2巻までで出てきたのは、喧嘩上等ながら超絶技巧ギタリストの「烈」、金髪巨乳ベーシストの「ヴィオレッタ」の二人*1。
山田先生のケレン味溢れる筆致で描かれた演奏シーンの熱量は相当なもので、読んでいて痺れる事しばしばなのですが、日常場面で所々に差し込まれる「思わせぶり描写」とかは『特攻の拓』時代からの佐木先生の悪い癖。
ドラマシーンでの人物描写が演奏シーンでのアツさ激しさの裏打ちになってるんだったらそれでも良いんだけど、メインの3人ともが音楽に関しては「天才型」のキャラなので、ドラマ部分での生き様が演奏の中に活きて来ない。
これなら、いっその事もっとシンプルにアツい音楽ドラマを魅せて欲しいと思います。
期待値込みで続巻も買い。
*1:ただし劇中ではまだベースは弾いていない。あくまでも扉絵から判断。