サクラチル
昨日に引き続いて桜に関する話として、好きなセリフを一つ二つ。
「散るために咲く桜など一本も無い。桜たちはいつも、咲くために散るんだ」
このセリフを言った人は「散る=終わり」と見なすのではなくて、「散る=次の年に咲くための準備の第一段階=始まり」と考えてる。こういう考え方は好き。下記も同系。
「ねえ、どうして桜はあんなに散り急ぐの?」
「ああ、あれは散り急いでるんじゃないよ。咲き急いでるだけなんだ」
本当の桜が散るのはもう少し先の話だけど、このセリフって受験生にもあてはまるんだよな*1。
受験に失敗したからって、それは決して終わりなんかじゃない。ただ、始まったというだけなんだ。スタート地点でうつむいたままのスプリンターなんて、おかしいじゃないか。
- 余談
まあね、そう自分に言い聞かせて合格発表の当日の午後には予備校に入学手続き書類を貰いに行きました。もうあれから10ウン年か…。早いもんだな。
*1:今は「サクラチル」って言い方、通じるのか?