フォービリオンナイツ
ジャンプ SQ. (スクエア) 2009年 12月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/11/04
- メディア: 雑誌
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「ジャバウォッキー」の久正人先生の新作読切。
先日だんげさん+たまごさんのラジオの掲示板の中で得た情報から、今月のジャンプスクエアをソッコーGETして読みました。情報をくれた方に感謝感謝でございます。しかし今までずっとマガジン系だったのに集英社に来るとは完全に予想外でした。
さて、お話は現代・日本を舞台にしたディティクティブ・アクション活劇。村に出没する物の怪の被害に困った駐在さんが、とある国家組織の存在しない筈の部署「剪定課」を訪ねる所からストーリーは始まります。
無論ネタバレ防止の為詳細は伏せますが、久正人先生お家芸の「生物進化のif」「心地よいSFのスパイス」「魅力あるガジェット」「謎解き」をお話に盛り込みつつ、スタイリッシュでケレン味溢れる描線で描かれたアクションシーンは最早見事の一言。ファンとしては「オカエリナサイ」と言わざるを得ない。私見ですが単純に絵のセンスだけで言うなら、松本大洋先生に匹敵するほどの「良い絵」を描く作家さんです。
もちろんお話としても単発で終わらせるには勿体無い設定。これは是非スクエアで続きを描いて欲しいですねえ。
ということで『せっかくだから俺はこの赤いハガキを出すぜ』
- 余談
でも、いつか「ジャバウォッキー」の続きを描いて欲しいですね。サバタ&リリーの胸のすく活躍がまた見たくてたまらねえ。
あの漫画の「明日」を、誰か救ってくれよ。マジで。