漫画とテーマソングの話 その4


 半年振りの漫画×テーマソングのお話。要は好きな漫画に合いそうな好きな曲を勝手にあてがって楽しんでやろうという企画です。

 元はといえばポンコツ山田.comさんのこちらの記事に触発されて…でしたが、自分はこういう小ネタを考えるのが結構好きで、たまに頭をひねくっておりました。

 で、いくつか溜まったので突発的にUP。

 ではゴー。


<その1>

荒川アンダーザブリッジ
荒川アンダー ザ ブリッジ 1 (ヤングガンガンコミックス)
と、

ハイロウズの「夏の朝にキャッチボールを」

 今日は漫画のイメージから何となく川村かおりver.を選択しましたが、もちろん原曲も大好きです。

なんだかんだ 気分次第

自由になら1秒でなれる

夏の朝にキャッチボールを

寝ぼけたまま ナチュラルハイで

幸せになるのには別に 誰の許可もいらない!


(歌詞より抜粋)

 わずらわしい事からの瞬間の解放、意識の転換、という意味で漫画の内容ともとても合います。


<その2>

ささめきこと
ささめきこと 2 (MFコミックス アライブシリーズ)
と、

the pillowsの「Ladybird girl」

 そりゃー元は男性から女性への歌ってのはわかってますけどね、内容が結構合うかなーと。

夢を見ている 目を開けたまま見ている

キミとの距離がゼロになる夢を

(中略)

Is this Love

This is Love!

キミに会いたいな

胸が痛くて泣きそうなのは

キミのせいなんだ


(歌詞より抜粋)

 純夏から汐への想いを歌った歌、と考えると非常に良い感じです。

 「Is this Love?」という自問に「This is Love!」とはっきり自答出来るようになるまでその感情に名前を付けることが出来ないのは、異性同士であっても同性同士であっても同じ。
 いや、同性同士とか幼馴染とか友達とか、踏み出すのをためらう恋であればこそ、より「Is this Love?」を考える期間が長くなってしまうのかも知れません。そしてそれこそが、ラブコメにとって古来より伝統のスパイスなのです。もどかしい恋、万歳。


<その3>

百舌谷さん逆上する
百舌谷さん逆上する(3) (アフタヌーンKC)
と、

GO!GO!7188の「種」

 なんじゃそりゃ!と思う方もいらっしゃるかも知れないけれど、百舌谷さんのシリアスパートに合いそうな気がしたので。

神様はいつも横殴りの雨を降らす

私はただ探し続けるだけ

あるのかさえもわからない答えを探すだけ

朝焼けに染まった赤い雲が逃げてゆく

私はどうすればいい?

思い出だけを頼りにして

このうす汚い空に何を願えばいいの?


(歌詞より抜粋)

 歌い手と曲の内容がもっと上の世代の女性なので百舌谷小音とはイメージが直結しないかも知れませんが、歌詞と曲調の「傷ついてやさぐれて世界を呪ってぐるぐる迷走してる感じ」は、百舌谷さんそのものかと。切ねえなあ。




<その4>

 ちょっと息抜き。

巨娘
巨娘(1) (アフタヌーンKC)
と、

ターミネーター2テーマ曲

 合いすぎても、その、何だ。困る。



<その5>

ラブロマ
ラブロマ(1) (アフタヌーンKC)
と、

ブルーハーツの「キスしてほしい」

 ラブロマを構成する成分のうち、キュートさはこの歌には無いけれど、恋愛の熱と真っ直ぐさを表すには充分過ぎる程かと。

 で、最終的には「みかんしたい」って事になるわけですが。あ、「みかん」が何かわからない人は本編をどうぞ。直球すぎる男子とツッコミ女子のおかしなラブコメでありながら、終始「恋愛ってスゲエパワーなんだぜ」という軸足がぶれていないから読んでいて気持ち良い作品です。





 あーやっぱりこういうお遊びは楽しいなあ。つっても今日出した「荒川アンダーザブリッジ」と「ささめきこと」はアニメ化決まってましたので、ワタクシ如きが勝手にテーマソング考えるのもアレですが、まあその、何だ。いーじゃん。(開き直った!)

 アニメはアニメで楽しみですけど、最近本当に本放送で追いきれないなー。「ささめきこと」は頑張って見てみようかな。


 この手の企画は好きなので、また気が向いたらやりますね。では今日はこのへんで。


  • 過去記事

 →漫画とテーマソングの話 その1

 →漫画とテーマソングの話 その2

 →漫画とテーマソングの話 その3