任侠沈没 1〜3巻


任侠沈没 (1) (ニチブンコミックス)

任侠沈没 (1) (ニチブンコミックス)


 ちょっと前にどこかのサイトでレビュー読んで気になってた作品、本日一気買い一気読み。

 なんか…こう…すごいな!

 というのが第一印象。お話は天変地異で滅茶苦茶になった日本で親分オヤ殺しを誓った極道が、その道中で人助けをしたり食料を求めて博打を打ったり追っ手と戦ったりする、という物。

 舞台設定からして既に常識メーターを振り切るくらいぶっ飛んでいるのですが、展開の早さ、読めなさはその上を行くカッ飛び具合。メーターぐるんぐるん回って残像がゆっくり見えるくらいのレベルで色々振りきりまくってます。すげえぜ!


 しかもその展開がギャグだかシリアスだかわからない描写で何事もないかのように押し進められていくから、読者としては笑って良い物かどうか、狐につままれたような気分で読み進める事になります。まあ、笑うんですが。やー、もう正直ポンポン痛いですわ。何コレ。


 これだけ予想外・規格外の物語を読んだのは久しぶりかも。誰にでもオススメ、というわけには行きませんが、思う存分ビックリ笑いしたい人は是非。