金色のガッシュ!! 1〜33巻
- 作者: 雷句誠
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2001/05
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- 作者: 雷句誠
- 出版社/メーカー: 小学館
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GWだしちょっと長めの漫画でも一気読みするかなー、と古本屋で購入。1日かけて一気通貫で読みましたが、思ったより体力使いました…。というのも正直ガッシュは本誌で追い切れていなかったので半分以上が初めて読む話なんですが、予想以上にアツくて面白くて泣けました。甘く見てたなあ。
少年誌的な強さのインフレ展開やご都合主義やベタ展開ながら、それをアツさで押し切ってぐいぐい読ませてくれました。
魔物の子供とパートナーの人間の間にそれぞれ色んな背景や過去があって、そのあたりが闘いのアツさや魔物の消滅間際の泣き所に繋がっています。
一気に読んでいるので、数巻・十数巻過去に出てきたキャラのイメージが薄れない内に読んでいるのも、一層の感情移入に一役買っていたかと思います。特にラスト辺りで過去に戦った仲間が集結するところなんかもう、叫びだしたくなるくらいに盛り上がちゃって、ガッシュが「やさしい王様」を目指すきっかけになった魔物が出てきた瞬間に涙腺崩壊しましたよ。あのキャラについては所々で回想シーンに出てたんで警戒してたんですが、完全にしてやられました。
いやー、良き少年漫画でした。満腹で御座います。
次はマガジン系で新連載やる様子ですね。やっぱこういう作風は少年誌に不可欠だよなあ。