フヂタさんのアレ

 

夜の歌 (小学館文庫―藤田和日郎短編集 (ふD-21))

夜の歌 (小学館文庫―藤田和日郎短編集 (ふD-21))

 
 
暁の歌 (小学館文庫―藤田和日郎短編集 (ふD-22))

暁の歌 (小学館文庫―藤田和日郎短編集 (ふD-22))


 自分は藤田和日郎先生の漫画が好きだ。大好きだ。あのアツくて黒くて暖かい作品群はいつも自分にパワーを分けてくれる。


 思えば今から20年近く前、ふと読んだサンデーに載っていた「うしおととら」の石喰い編の第2話を読んだのがファースト藤田インパクト。あの時の事は今でも鮮明に思い出せる。自分の部屋のどの場所でどんな姿勢で読んだかすら思い出せる。
 もう、読んだ瞬間「何だ!何だコレ!!」と思った。「面白い!」という感想さえ浮かばなかった。その正体を確かめようとするように、ただもう何度も何度も読んだ。そして1週間くらい一日に何回も読み続けて、ようやく「そうか、これはとんでもなく面白い漫画なんだ」という事が理解できた。それほどに衝撃的だったのだ。

 そしてそれ以来、すっかり藤田マンガの虜になってしまった。だから当然、藤田先生の漫画は全て所有している………と思っていた。

 さっきまでは。

 というのもつい先ほど、藤田漫画の感想頁をつらつら見ているうちに、こちらのブログを見た。見てしまった。

 
 →藤田和日郎のススメ―「おでんといえば大根」さん


 つまり、「夜の歌」「暁の歌」の文庫版には新書版には載っていない作品「アキちゃんと森で」「帯刀石仏」が載っていると言うのだ!


 一端の藤田ファンを気取っていながら、何と言うていたらく。父ちゃん情けなくて涙出てくらあ*1

 文庫版なんて内容一緒でしょ、と思って完全に未チェックでした。


 というわけで今からちょっと買いに行ってきます。夜11時ですが。


 今から回る本屋にあるかないかなんてわかりません。ただ、藤田先生の未読漫画が読めるかも知れないと思うだけで、じっとしてなんていられないんだ!


  • 9/17 1:20追記

 というわけで買ってきました!2冊とも!

 閉店間際に店入っちゃったんで店員の視線がアレでしたけど。自分も飲食店のバイトやってたからわかるんだけど、閉店間際の客ってホンット嫌なんですよねえ。あと数分とか数秒でバイトが終わるって時に客に入られると、終わりの時間が長引くの確定ですからね。なので用事は30秒で終わらせて「閉店ギリギリで悪いねえ」とレジの兄ちゃんに声掛けといた。これも実体験だけど、言われると結構嬉しかったので。
 
 そんなわけで感想はまた明日。今日はこちらを読んでから寝ます。オヤスミナサーイ。

  

*1:30才以上限定ネタ