ハイパーあんな 新装版 1〜4巻


ハイパーあんな 新装版 (1)

ハイパーあんな 新装版 (1)


 早速本日古本屋でゲットした漫画の中から。4巻セットで700円と非常にお得でした。近藤るるる先生の絵って可愛らしくて結構好き。

 それではあらすじを兼ねた人物紹介を。

 高槻杏菜…主人公。高校2年生には見えないほど背も胸も小さくて子供体型。地味でどんくさそうに見えるが、祖父仕込みの格闘術により腕っ節はかなり強い。関節技系が得意。


 金子光恵…転校してきた杏菜の初めての友達。以後親友となる。大きなリボンと太眉が特徴。実は杏菜に友情を超えた気持ちを持っている。


 沢霞…超お金持ちのお嬢様。金髪縦ロール。小さい頃杏菜に泣かされた事からライバル視するようになる。蹴り技系が得意。


 如月瑠璃…中学時代の杏菜の友人。色黒ショートカットで背が高く、女子プロレスラー志望。パワーファイター。

 基本はこの4人を中心としたバトル+コメディ漫画。格闘トーナメント編、ルーニィ編以外は、強い女の子達の日常コメディが主体。結構面白く、スルスルと読んでしまいました。

 それにしても第1話で絵が全然違うなー*1と思ったら、結構この漫画古いんだな。第1話の初出が1993年とか。で、正直最初の頃は格闘描写もちょっとアレな出来でしたが、どんどん巧くなっていくんですよコレが。3巻あたりでは完全に今の絵になって、構図やテンポも良くてとても読みやすくなります。近藤先生の軌跡を追いかけるには丁度良い作品かも。

 さて、もちろん女の子達の格闘シーンや日常の可愛らしさも良いのですが、個人的にはみっちゃん(光恵)の百合っぷりがツボでした。基本的に太眉っ娘は好きなのですが、その上同性に惚れてベッドの上で悩んだり抑え切れなくなって暴走したりする様は実に眼福。ああんもう可愛いよう可愛いよう。


 というわけで面白かったです。「たかまれ!タカマル」も集めようかなー。しかし15巻は遠い…。
 

  • 余談

 しかしまさかこの漫画で「カラダ手裏剣」が見れるとはなあ。完全に予想外で思いっきり吹いてしまいました。

*1:ちょっと竹本泉チックな感じの絵