扇風機にまつわるどーでもいい話


 最近もー蒸し暑くて敵わない。特に夜。まさに今も。


 郊外とはいえ今日び窓開けて寝るのも危ないし、かといってクーラーはまだ早い。それに、去年調子こいてクーラーガンガンつけてたら電気代が大変な事になってたので、今年はちょっとクーラー控えようかと。


 というわけで扇風機買いました。前のは引越しの際に捨ててしまいましたので。


 で、電気屋行くまでは今風のタワー型の扇風機にしようと思ってたんですけど、色々見て回ると余り自分の生活に合っていないことが判明。というのはPCは胡坐かいてペチペチやってるわけですが、寝るときはベッド。つまり状況によって高さが違う。調節や上下角の振りができないタワー扇は1箇所にスリムに置くのには良いけど、あちこちで使う応用性が無い。従ってペケ。静音性は抜群に良いんですけどね。


 で、次に考えたのがボックス扇。いわゆるサーキュレーターとして夏冬両方で使える物。上下角も調節できるし、回転ルーバー機能がついてるのを買えば、部屋の空気をかき回してくれる。なるほどエアコンの補助として冷却・暖房効率を上げるには良さそうだ。しかし、こちらも座ってるときはいいけど、ベッドで寝てるときに地べたから斜め上に風を送って果たして涼しいのか?という点が疑問。また、エアコンと併用するつもりもないのでペケ。


 結局フツーの昔ながらのプロペラ型の扇風機に落ち着いた。上下調節も角度調節も首振りも出来るし、掃除も楽。という事で形態は決まったものの、さてどれにするか。タイマーは必須、リモコンはあれば便利、としてもマイナスイオンなんて必要なし。ただ、いかにも白物で御座いという扇風機も面白味が無くてつまらない。と、見ていくうちに面白いのを発見、購入を即決した次第。


 

 
 まず、配色が絶妙。一見オシャレっぽく見えながらも、いかにもハイセンスぶってる連中とか、ちょっと変わった物好きかつそんな自分が好きな連中が手を出しかねない、素晴らしくビミョーなデザインである*1
 で、何より気に入ったのが羽根が8枚という点。カタログの文句には「ムラのない風を実現」みたいな事が書いてあったが、そんなのはどうでも良い。実際は、枚数の多い羽根が「ラピュタ」を想起させた為。要はタイガーモスとかゴリアテに使われてたプロペラみたいでカッコいい。店内で見たとき、脳内で「君をのせて」が自動再生されたほど。


 というわけで買いました。


 ええ、変わった物好きな自分が好きですが何か。

 

  • 余談

 とか何とかぐねぐね考えながら買い物するので、自分と一緒に買い物行った人はたいていドッと疲れるようです。電気屋に1時間2時間平気でいるからなあ。自分はあのどーでも良い事まで真面目に考えてる時間が楽しいんですけど。
 もちろんホームセンターも大好きです。用も無いのに行ったりします。

  • 余談2

 ところで家電の中古とか売ってる「HARD OFF」みたいな所のジャンクコーナーって妙に興奮しませんか。手垢にまみれた役に立つか立たないかわからないオンボロ機械の山には、なんだか廃墟に似た興奮を覚えます。流石に買ったりはしませんけど、あの空間に行くとなんだかリフレッシュされたような気分になります。


 

*1:またそういう事を言う…