ヨルムンガンド 4巻
- 作者: 高橋慶太郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/04/18
- メディア: コミック
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<ネタバレ含む感想です。ご注意を>
サンデーGX連載の武器商人アクション第4巻。ココの仲間たちがそれぞれキャラ立って来て実に面白い。それぞれの能力を活かして任務を遂行していく様は、良い意味で攻殻機動隊SACを髣髴とさせるワクワク感に満ちています。今巻では特に狙撃手ルツの活躍が目立ってました。特に今巻ラスト近くの狙撃は、その前に山岳模擬戦でヨナに良い様にされていたのと同一人物とは思えないカッチョ良さ。ピンホールショット連続で決めといて「270mなんて大した距離じゃねえ」ですって!キャーー!
敵側の人間が魅力的に描けてるのも相変わらず。情報屋のショコラーデと、ライバルの武器商人トロホブスキーがナイスキャラで、今後の登場もありそう。
あとは幕間のエピソード「空路」のオチが良すぎました。本編がハードアクションなだけに、この人数でズッコケオチをやられるとギャップが堪らなく面白い。巧いなあ。
そしておまけ漫画は相変わらずのバルメ節全開。オチはわかってるのに、いつもバルメの「オッホー!」で吹く。
ま、そういうコメディ部分が面白いのもメインストーリーの緊張感あっての物。特にこの漫画はアクションだけでなくて知略を巡らして敵と戦うのがイイ。
続刊も楽しみです。
- 過去記事
何だかんだ言って自分ってば結構この漫画の感想書いてるのな。
- 超余談
ところで今巻後編で見られるココのラフな姿に軽く萌えてしまった自分は大丈夫なのだろうか。ショートパンツにボーダーの靴下を履いた金髪ロングの女の子が、クラスメイトに恋の話をするような格好で殺人兵器の話をする。なんという新感覚。