ういういdays 6巻


 「春眠暁を覚えず」とは良く言ったもので、日中でもしばしば眠気に襲われる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 そんな時は軽く目の保養でもしてから思い切り寝るのも良いかもしれません。

 そこでこんな画像はいかがでしょうか。

ういういdays(6) (バンブー・コミックス)

ういういdays(6) (バンブー・コミックス)


 いやー、女子の寝巻き姿ですねー。ほのぼのですねー。こちらも眠くなってきますねー。


 何?逆に目が冴えてきた?


 かかったなアホが!! (cダイアーさん)


 5巻の時と同じネタでこんばんは。はいこんばんは。

 というわけで周囲に人がいない事を確認してから読む事が必須の萌え転がり漫画「ういういdays」の6巻が発売されました。なんて素晴らしい週末。

 6巻も実にハラショー極まりない出来で御座います。読んでる間ほっぺた緩みっぱなしで、とても余人に見せられた物ではありません。

 初見の方の為に簡単に説明しますと、こちらはまんがライフオリジナル連載の、高校生の初々しい恋愛をテーマにしたラブコメもの。主要な登場人物は男子3人女子3人ですが、この中で恋人同士になっているのは1組だけで、あとは片思いだったり遠距離恋愛中だったりします。ポイントはそれぞれのキャラたちの色々な恋愛模様で、恋人同士になりたてとか、遠距離恋愛とか、年上の人への片思いとか、スポーツ一直線の男の子の恋とか、いろんなシチュエーションの描写で読者を悶えさせてくれます。
 
 で、何が巧いって、犬上先生は「好き」という気持ちを絵に込めるのが本当に巧い。この人の漫画からは、登場人物が男の子でも女の子でも、仕草に、言葉に、そして目に込められたキャラたちの「好き!」が真っ直ぐに伝わってくる。それが心地良くて初々しくて愛らしくて、もうホント男女構わずに「きゅうっ」としたい衝動に駆られます。出来ておる喃。

 
 さて、ここから先はネタバレ含む6巻の感想ですので読んでない方はご注意を。



・表紙の寝巻き姿、個性が出てて良いですねー…と思ったら薫子ちゃんってば何ってはしたない!眼鏡でコーヒーで髪留め外して大き目のYシャツですと?けしからん!けしからんよコレは!いい加減にしておかないと俺の中二的妄想力がフル回転してしまいますよ?


・第一話、化学部入部作戦。浦田さんは普通に良い子と思うんだ。うん。


・第二話、知花ちゃんベリーショート編。待望の女の子役をやれなくなった知花ちゃんが気丈に振舞うのが健気。そんで「似合ってるよ」とか言わずに「お芝居、楽しみにしてるよ」と言う哲平がまた良い。この二人のあっさりしてるけど暖かいやり取りはいつもながら気持ち良い。


・第三話、薫子××編。一番のお気に入りキャラの薫子ちゃんが、夏祭りの夜に遂にヤッてしまうお話。つってもキスですが。夏祭りって事で浴衣なんですが、ほんっとーに可愛いなこの娘は。そして線香花火と一緒にキス。いやーーーーー!そこにシビれる!憧れるゥ!それにしてもここでキスだけで留めた朋人兄さんは勇者過ぎる。ひょっとしてお前、鉄で出来てるんじゃないのか?


・第四話、かずみストーカー編。片桐先生に絶賛片思い中のメガネ男子のかずみは結構好きなキャラでして。5巻で先生の白衣を抱きしめたかと思えば、今度は遂にストーカー疑惑ですよ。激情抑えがたし、のかずみにちょっと引きましたが、我に返って反省するあたりはやっぱり良い子なんだな、と。頑張れかずみ!早くしないと浦田さんとのフラグが立っちゃうぞ!


・第五話、イルカショーでバシャーンでスケスケでドキドキの巻。隊長、ベッタベタです…しかし……オッケーです!折角なら本誌掲載時(カラー)で見たかったな。


・第六話、猫飼いますか編。第二話につづいて哲平と知花メインの話。二人きりになる話の流れになると「間」を置いてしまう知花。その「間」を感じ取る哲平。いやあ、初々しいのう、初々しいのう。


・第七話、迷子の迷子の妙子ちゃん編。おいおい、高校生にもなってお子様ランチとかパクついてんじゃないよ妙子ちゃん。萌えるじゃないか…!姉思いで大人びててやっぱり子供の直子ちゃんも良い。


・第八話、片桐先生の過去編。趣向を変えてちょっとオトナのお話。そして報われないかずみ。頑張れかずみ!早くしないと(以下略)。


・第九話、男鍋大会。聞き出しマスターいたる兄さんの話術に良い様に翻弄される哲平とかずみの反応が面白すぎて随分笑いました。もー手のひらでコロンコロン転がされてるんだもの。絶対修学旅行の夜とかに友達の好きな人聞くだけ聞き出して先に寝るタイプだよ格さん。


・第十話、薫子と朋人の看病編。P.123の薫子の愛らしいこと!一点の曇りも無い目で「だって私 今 兄さんの恋人でしょう?」だって!きゃーーーー!かわいいいいい!(落ち着け)薫子は最も良い眼鏡っ娘の一人です。マル。
 

 というわけで6巻も散々悶え転がさせて頂きました。本当にありがとうございます。


 いやあ、「ういd」って本当にいいものですね。


→ういういdays5巻感想

→ういういdays3巻感想


  • おまけの感想

 今回のゲストは石田敦子先生とやまむらはじめ先生。

 石田先生の描く薫子ちゃんがエロ過ぎて困る。スジとかもうどんだけ。

 やまむら先生の描くかずみがダークサイド過ぎて困る。片桐先生もどう見てもS系の白衣女教師。でも薫子の巨乳は抜かり無く描くのがやまむらはじめクオリティ。オトコよのう。