機動戦士ガンダムさん 3巻


機動戦士ガンダムさん みっつめの巻 (角川コミックス・エース 40-20)

機動戦士ガンダムさん みっつめの巻 (角川コミックス・エース 40-20)

 

 実は私、大和田秀樹先生の漫画に今一つ馴染めません。もっとキツい言葉を使うと、正直嫌悪感を抱いています。


 「警死庁24時」を通しで買って読んで、このガンダムさんもずっと買ってるんですが、この人のギャグって何だか「あざとい」感じがするんですよ。こうすりゃ受けるだろ、とかこうすりゃカンドーするんだろ、みたいな雰囲気が行間から漂ってくるんですね。錯覚なのかもしれませんけど。

 で、「ガンダムさん」の話なんですが、こちらでシリーズ化してる「隊長のザクさん」とか「宇宙島のガルマくん」とか読んでると特にそういう感じがするんですよ。なんだか凄く独りよがりで商業志向の同人誌というか、ガンダムという作品そのものへの愛が伝わってこない。ガンダムというモンスターコンテンツを利用してるだけのような、そんな印象を受けます。


 チャンピオンREDでやってた「ドスペラード」もチラチラ読んでたんですが、これも結局「萌え」とか「童貞」っていうオタクが反応するワードでバカネタをやって受けを狙ってるのがどうにもしっくり来ない。なんだか本気でバカをやってないんですね。一歩引いた所でバカネタをやって「ほらほら、お前等おバカ漫画好きだろ?」って言ってる気がするんですよ。



 



 で、まあ結局何が言いたいのかって言うと、それでも結局何となく買ってしまう自分が悔しくて悔しくてたまらないのです。


 
 俺の負けか?俺の負けなのかッ?