闇金ウシジマくん 10巻
- 作者: 真鍋昌平
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/01/30
- メディア: コミック
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こちらも劇物。しかも自分のような営業系サラリーマンにとってはハザードレベル4超級のブツです。
今仕事に悩んでいて鬱になりかかってる人が読んだらまずいよコレ。冗談抜きで人を殺せる漫画かも知れん。怖すぎる。
最近の「ウシジマくん」の傾向は悲惨な生活を送る人間の描写をメインにしていて、当のウシジマくんはほとんど出てきません。今巻でも最後の方にちょびっと出てきただけで、あとは医療機器メーカーの営業職サラリーマンの閉塞した日常が淡々と描かれています。もう読んでるこっちが辛くなるほどに情け容赦ないリアルな描写で、頁を繰るたびにみるみる憂鬱になっていくという恐ろしい本でした。
サラリーマン編は次巻に続く様子。前回のひきこもり君の話と同じく、ラストには多少の救いが用意されているとは思いますが、さて。
いやホント、回復薬になる漫画を用意して読まないと駄目だよコレ。
ちなみに自分が回復薬として読んだのはこちら。
- 作者: 石塚真一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/01/30
- メディア: コミック
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んーーーーーー、
癒されたー!(早ッ!)
感想はまた改めて書くとして、6巻は本当に言い出来で、こちとら涙腺ぶっ壊れまくりでしたわ。
いろんな人や物に「ありがとう」と言いたくなる程の気分にさせてくれる漫画ってのは、そうそう無いよ。
- 余談
これだけ読んだ漫画に感情が左右されるんだから、やっぱ単純なんだな自分…。まーいいけど。