みらいのあったかカップ
- 作者: 真島悦也
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2006/10/28
- メディア: コミック
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主人公の女の子、牧島未来(まきしまみらい)はしっかり者の小学生。そろそろ胸の大きさが気になるお年頃。体育の着替えの時間ではいつも周りの子達の胸をちらちら。「あの子はAカップかな…あの子はBはありそう…」
でもどうやら未来ちゃんは平均よりも随分控えめな成長のようです。
ある日未来ちゃんは、大好きなケンジ君がクラスで一番胸が大きいミキちゃんに見とれているのを見つけて、思わずこう言ってしまいます。
「わ…わたしの胸は誰よりも小さいかもしれないけど、誰よりもあったかいんだからね!」
そして未来はケンジの手を掴んで、そっと自分の胸に…
…という話ではありません。ご注意ください。
誰ですか?タイトルからそういう場面を想像したエロス
けしからん!貴様のような奴はドエロ病だ!HENTAIだ!妄想族だ!ソウルブラザーだ!(えっ?)
えー、本当のお話は母親亡き後の喫茶店を切り盛りする小学生とその父親を描いたアットホームな4コマ漫画です。父親がボケ役で、娘のみらいとその担任であり父親の幼馴染でもある女教師の二人がツッコミ役といった所。
見所はみらいの両親と先生の3人が幼馴染で、先生がみらいの父親に惚れている所。つまり今は亡き女友達の旦那を好きになってしまったという状況において、ギクシャクしながらも好きという気持ちが漏れ出てしまう女性の姿が非常に微笑ましいというか可愛いというか、悶えさせてくれます。本当にありがとうございました。
もちろん主人公のみらいもその友達のカナミちゃんも可愛いんですけど、いかんせん先生の破壊力が高すぎです。
「ちとせげっちゅ!」でもそうですけど、恋する女教師を描くの異常に巧いよなー、真島悦也先生って。つーか趣味なのか。まさに好きこそものの上手なれ。グッジョブであります。