ぼくと姉とオバケたち １巻

ぼくと姉とオバケたち1 (バンブー・コミックス)

　で、こちらが２冊目。最近本誌買ってないから知らなかったけど、ライフオリジナルに連載してる４コマ漫画。

　うーん、つまらないとまでは言わないけど、この人の他の作品と比べると見劣りしちゃうのは事実。作者自身がまだ４コマに慣れてないせいもあるんでしょうけど。

　４コマ漫画って当然４コマ毎で区切りをつけなきゃいけないから、どうしても色んなものをバサバサ切り落としていかないと４コマに収まらない。そこで必要になってくるのがキャラの個性付けで、ストーリー系の４コマ漫画ってたいていキャラに分かりやすい個性・スキルを付けて、それを弄って話を作ってる。つまり４コマ部分以外の情報としてキャラの個性があるから、読者はその４コマを理解できるという仕組み。ってエラソーに説明するほどの事じゃないか。

　そういう意味では主人公姉弟の個性がちと弱いのではないかと。でも河童とかお菊ちゃんとか見てる限り、大分その辺にも慣れてきてるみたいなんで、次巻は期待値込みで買います。