怪物王女 1〜4巻
- 作者: 光永康則
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/01/23
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- 作者: 光永康則
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アニメ化したっつうんでとりあえず読んでみた。
その日、平凡な少年「ヒロ」は交通事故によって命を失った。怪物の王の娘「姫」の気まぐれで彼女の生き血を与えられ、「血の戦士」として蘇った彼は、兄弟姉妹で殺しあう王位継承の戦いに巻き込まれることになる。血を分けた兄弟から次々と送られる刺客に、人造人間「フランドル」や人狼族の娘「リザ」と共に立ち向かう(立ち向かわされる)ヒロ。そんな彼の中に宿り、時を経るにつれて強くなる想い――「姫を護りたい」。それは血の契約の力によるものか、それとも……。
とまあそんな感じのお話。怪奇譚+アクション+女の子って感じで、なかなかに面白いです。
王女(姫)がいて周りに人造人間と人狼と吸血鬼がいて、プラス人間の少年が一人って構造はやっぱり「怪物くん」へのオマージュなんだろうな。つーかタイトル自体そうだし。
この漫画の良い所は1話毎にきちんと区切ってる事。それゆえに各エピソードの出来に多少の波はありますが、つい引き伸ばしてしまいがちなアクションものの漫画で1エピソード1話でまとめるのって結構大変な事。それをきちんとこなしてる作者の技量と誠意に感服。
あと妹のシャーウッド姫がエロ過ぎです。なんでいつも足の指から血を飲ませますか。つまりグッジョブ(オイ)。
ところでアニメ版の姫は何だか血色が良い。元々単行本の表紙に惹かれて買った部分があるんで、もっと白い方が良いんだけどな。
とりあえず続刊も買いで。