本日のニュース

 本日もニュース更新です。

<「デブ」侮辱罪>被告側の上告棄却…1、2審判決が確定へ

 「デブ」って侮辱罪なんだ…。もちろん「デブをデブと言って何が悪い」という被告の言い分は論外だけど、訴えたって事は原告の側にもデブの自覚あるって事ですよね。つまり「デブ=欠点」として認めた上で「初対面にもかかわらず欠点を指摘するのは無礼だ」という事になるんでしょうか。
 してみると侮辱罪ってのは事実かそうでないかにかかわらず「公の場で発せられた相手の発言に対して不快に思った時」に発動できるって事?じゃあ「デブ=欠点」と見なす原告側を「デブを欠点と見なすとは何事だ!」と訴えるデブがいても良いって事でしょうか。

 何を言ってるんだ俺は。


無免許、飲酒に求刑上回る判決=「悪質、極めて危険」−大阪地裁

 やりたい放題だなオッサン。しかし悪質な犯罪には求刑以上の判決も下りうるのか…。興味深いな。

 しかしここの所飲酒運転関係の報道がやたら多くない?こないだ法律が厳しくなったばっかりなのに、更にキツイ罰則を施行しようとする下ごしらえですかね。
 例えば電車の中で騒ぐ子供を叱るときに「ほら、そこのおじさん(他人)に怒られちゃうよ」みたいな叱り方は良くない、という話を聞く。罰則の厳しい法律で縛るってのはそれと同じ事で、平たく言えば「凄く怒られる=罰金がすごい」からやめましょうネ♥って事。そうじゃなくて「どうしていけないのか」って言う理屈の部分とか、あるいは「ダメなもんはダメ」っていう規範・モラルの部分でもっと教育出来ないんでしょうか。
 処分を厳しくしてもやる奴はやる。彼らは飲酒で事故を起こしたらどうなるかという想像力*1が欠けていて、しかも「何故飲酒運転をしてはいけないのか」という理屈がわかっていないからだ。
 国が法律の締め付けによって社会を良い方向に持っていこうとするのは、そういった規範・モラルを教えるべき躾や教育に期待しない(=親も学校も地域社会もどうせまともに子供を育てられないと判断する)立ち位置だろう。それって余りにも失礼というか国民を見くびり過ぎじゃないか?

 まあ逆に言うならそういう所まで国を追い詰めたのも国民自身なんだけど。

 結局、どっちもどっちですね。



 という所で眠くなってきました。ではまた明日。

*1:たとえば歩行者が飛び出してきた=通常ならば歩行者にも責がある状況だとしても、飲酒運転であるという事実でドライバー側が全責任を負い、かつ社会的にも制裁が加えられるであろう事が容易に想像できる