鏡の法則 超余談

 はてな内でも随分騒ぎが収まってきたみたいですね。私が言いたい事はほぼ言い尽くしたんでこれ以上言及しませんが。

 ただ、発端になった「豪一郎がゆく」というブログを今日見てみたらコメント欄とかトラバ欄が大変な事になってた。もしかすると単に泣ける文章として鏡の法則を紹介したに過ぎないかもしれないのに、「泣けない」とか「馬鹿みたい」といった、鏡の法則そのものの批判を豪一郎氏が受けるような雰囲気になってる。彼も元ネタのURLくらい調べて載せておけば多少は回避できただろうに、それをしないから浅薄な人間のはけ口になってしまう。あくまでも「鏡の法則」の発信元は野口氏のブログであり、批判するのであればそちらを批判するのがスジだろう。


 詮無い事だが、豪一郎氏があの文章を載せた経緯について想定されるケースを考えてみる。

ケース1:豪一郎氏が鏡の法則の内容をよく理解している、あるいは野口氏側の人間であり、その上ではてな内での起爆剤として自らのブログで紹介。かつ協力者によってブックマーク数を集め、宣伝していた場合(公開したのが7月1日で、すぐに300ユーザもブックマークがついた事に関しては何かの操作があったのではないかと個人的には疑いの目で見ている)。

→同情の余地なし。荒らされ続けるがいい。

ケース2:豪一郎氏が全くの善良な市民で、たまたま人に鏡の法則を教わってメールか何かでテキストデータをもらって引用元もわからないまま、単に感動できる文章として紹介していた場合

→若干同情する。ただし以前も書いた通りあの手の文章に対して単に「泣けるから読んでみて!」と言ってしまうのは余りに無思考・無責任・無警戒。嵐が過ぎるのを待つしかない。

ケース3:豪一郎氏はコンサルタント系の仕事をされていた様子なので、その辺の繋がりからはてなブログ上での鏡の法則を紹介するよう依頼され、深く考えずにブログに掲載した。そしたら思ったよりも反響が大きく、自分のブログが荒れる羽目になった。

→同情する。無思考である点については批判されるべき事だが、スケープゴートとして我々に供された状況である点については同情の余地あり(この場合依頼した側は明らかに豪一郎氏のブログを「引き金」として利用し、鏡の法則のエントリがUPした直後に別ルートで準備していた「ブックマーク付け部隊」を動かした、と考えられる。更に言うなら簡単にアシがつかないように引用元(野口氏のブログ)も豪一郎氏には教えていないのではないか?)。


 で、豪一郎氏のブログをざっと見た所では鏡の法則のB氏のようなアヤシゲな発言は見当たらないので、個人的にはケース3の可能性が高いと見ている。まあだからなんだっつうわけじゃ無いんですが、あんなに否定的なコメント・トラックバックが自分のエントリについたら(たとえそれが他人の書いた文章に対してであっても)、さぞかしうんざりするだろうなー、と思って(もちろんそれをハナからある程度想定していた場合(ケース1)は別だが)。

  • 余談

 まあぶっちゃけた話、見た所ビジネス上の広報的(営業上のアピール的)側面のないブログであるにもかかわらず、プロフィールに「慶應義塾大学卒」とか「NTTに入社し、NTTの組織風土が自分に合わないことを悟り2001年に退社」とか書くような輩とは間違いなく友達になれんなア、って事ですが。
 ○○大学卒なんてのは会社に入ってしまえば(社会に出てしまえば)カンケー無いよ。○○大卒なんて事より「仕事が出来るか出来ないか」って事の方が一兆倍重要だから。