手帳
仕事用の手帳を使い切ってしまったので、昨日ハンズに買いに行った。今までは生保で貰ったダイアリー帳や会社支給の手帳をなんとなく使ってたりしたんだけど、そろそろ一生ものというか非常に長持ちして愛着が沸くようなイカス手帳が欲しくなった。
例によって売り場をふらつきながら条件設定をする事に。
<条件>
・1年手帳では駄目。長持ちするためにはノートを入れ替えできるものを。
・長年使って味が出るのはやっぱり革製だろう。
・小銭が入るとかメモパッドが入ってるとかあまり複雑な仕掛けがあるのはちょっとパス。
・長年使ってれば壊れる事もあるだろう。多少壊れても回復するパーツがある事。
というわけで、カスタマイズ性もあるし*1、今では一般的になってる為に補修製品も充実してるということで、革製のシステム手帳にしようって事で落ち着くんだけど、どうにもピンと来るものがない。
確かに、話題のフランクリンプランナーとかワタミ社長の夢手帳とかも惹かれるんだけど、こういうものを気負って使うとろくな事にならないのは良くある事。ましてや「おい見ろよ、アイツあの手帳使って成功者にでもなるつもりかねククク」「勝ち組?勝ち組願望ってやつですかあ?ゲッハハハアン?」などと陰口を言われようものなら軽く悶死できるほどのトゥーシャイシャイボーイにとってそれらの選択はあまりにもリスキーだ。あーでもカッコいいなあ・使いやすそうだなあと思って、側に売ってたマニュアル本なんかも立ち読みしながらうろうろ見てたんだけど、そのうち「手帳を使ってると言うより手帳に使われてる感」がなんか鼻についてきた。
毎年リフィルを買わなきゃいけないとか、ここにはコレを書いてこう使えとか、なんで手帳如きに縛られなきゃいけないんだファック(クラウザーさん降臨)。
じゃあ普通のシステム手帳買って、白紙のリフィル買って使おうかと思ったけど、革製のしっかりしたものになると1万円〜2万円と結構高い。確かに作りからして5年10年は平気で持つんだろうけど、もうちょっと考えた方が良いんじゃないか。今までどおりタダの手帳使ってても困った事は無いし…。
そう思いながら気分転換に*2ビジネス手帳コーナーから離れて文具コーナーへ。いっそ大学生みたいにルーズリーフ使うってのも超実用主義っぽくて逆にアリじゃない?でも流石にみっともないかなーとか思ってたら、目に飛び込んできたのがコレ。
トラベラーズノート(←メーカーHPへ飛びます)
ザックリ断ちっぱなしのブ厚い革表紙にゴムでリフィルが止めてあるだけの超シンプルな作り。バイブルサイズより大きく、A5システム手帳より小さいお手頃サイズ。しかも見た所構造が簡単なだけにカスタマイズも修理も自分で出来そう。商品自体が流行もので終わる(市場にリフィルが出回らなくなる)可能性も考えても、A5大学ノートぶった切ればゴムに挟むだけで新しいノートになる。
そして何よりお値段が安い!(ここ重要。3300円でした)
というわけでソッコーこれに決めました。こういう押し付けがましくないっつうか、実用主義丸出しっつうか、
トラベラーズノートという品名とホームページ見て頂ければわかるとおり、旅好きにはこういうアイテム堪らないんじゃないでしょうか。
しばらくは素の状態で使って、必要に応じてカスタムしていく事にします。2年3年経った時にどんなザマになるか。楽しみ。