ヘルボーイ

 先日レンタルで観ました。

 悪魔と人間のハーフ「ヘルボーイ」が仲間の半魚人や発火能力者と共に魔界の者共と熾烈な戦いを繰り広げる、というアメコミの映画化作品。最近アメコミの映画化ってホントに多いなあ。結構好きだけど。


 んー、一言で言っちゃうと「惜しい」。ヘルボーイをはじめキャラ達を活かそうと思えばもっと活かせるはずなのに、なんだかとっちらかった印象を受ける。ヘルボーイの恋愛云々の話は確かにコミカルで面白かったけど、そのへんはもっと控えめにしてアクションをバリバリにした方が良かったんじゃないでしょうか。敵との闘いもサマエルを兵隊扱いにしてボス戦に行って欲しかったんですが、サマエル戦で引っ張りすぎたせいかラストバトルが意外とあっさり終わっちゃって拍子抜け。
 その割には上映時間が2時間あるからなあ。どこに焦点をおいて見ればいいのかわからなくなっちゃう。キャラの造形が良いだけに*1、もったいないです。


 これ、映画よりもTVシリーズだったら最高なのになあ。

 と言いつつ続編出たらまた観ますけどね。

  • 余談

 やっぱ最近のアメコミの映画化で最大のヒットは「スパイダーマン」でしょ。マジ面白い。いずれ出るでろうコンプリートDVD-BOXは鉄板で買うんだけど、「シリーズは全6作」って噂を聞いた。そんなのいつ終わるんだよ…。
 とりあえず「スパイダーマン3」では俺の大好きなヴェノムが出るらしいんで楽しみです。

*1:特に敵のクロエネン。悪の仮面ライダーみたいなイメージで超カッコ良い。