「あ〜ん」を好きな漫画で埋める
オッス!オラ悟空!いっちょやってみっか!
まあ悟空は漫画読まんけどな。
というわけでGW最後の更新としてちょっとヘビーなやつを。はてなダイアリークラブで『「あ〜ん」を好きな漫画で埋める』ってのを見かけたんで、面白そうなのでやってみる事に。
ただやっても捻りがないんで、以下自分ルール。
- 自分が持ってる漫画のみ。
- 章や短編のタイトルは不可。必ず単行本として出ているタイトルで上げる事。
- 同音2作品まで。たくさん上げたい音もあると思うけどじっと我慢の子。
- 感想を一行で。
では早速。
・あ:アドルフに告ぐ(手塚治虫)
第二次世界大戦中の3人の「アドルフ」を描いた名作。ヒットラーの描写が絶妙。
・あ:AKIRA(大友克洋)
「俺達ァ健康優良不良少年だぜ!」は名ゼリフ。
・い:ICHIGO−二都物語−(六田登)
六田作品では一番好き。殺人鬼の生涯を軸に戦後を描いた重いお話。
・い:イエスタディをうたって(冬目景)
なかなか話が進まないのが辛い。可愛いよな、ハルちゃん。
・う:うしおととら(藤田和日郎)
最高に熱い少年漫画。ヒョウの「ただいま」「おかえり」の場面で何度泣いた事か。
・う:ういういDays(犬上すくね)
薫子は最も良い眼鏡っ娘の内の一人です。以上。
・え:エリア88(新谷かおる)
戦闘機もさる事ながら、ウニモグ乗りてえと思ったのは俺だけじゃないはず。
・え:遠藤浩輝短編集(遠藤浩輝)
たいへん青臭いが、それがたまらん。
・お:踊る警官(浦沢直樹)
「女の子にいいとこ見せようなんて思ったのは久しぶりですよ」「それがなくなったら男の子はおしまいだ」は結構お気に入りのセリフ。
・お:おまかせ!ピース電器店(能田達規)
発明少年のドタバタ劇なんだけど、完成度が高い。漫画読んだー、って気になれる。
・か:覚悟のススメ(山口貴由)
覚 悟 完 了 ! 良い言葉だ。強化外骨格は「震」が一番好き。
・か:銃夢(木城ゆきと)
「私は熱力学第二法則を憎む!」ノヴァは漫画史上最高のマッドサイエンティストだと思います。
・き:寄生獣(岩明均)
田村や新一に感動しつつ、同時に後藤の強さに憧れる。
・き:キャプテン(ちばあきお)
谷口キャプテンもいいけど、近藤キャプテンが一番好き。チームが一番強くなるのは五十嵐キャプテンだろうけど。
・く:黒い羊は迷わない(落合尚之)
NEVER STRAY BLACK SHEEP って5文字で区切れる英語タイトルがイカス。
・け:げんしけん(木尾士目)
オタクネタも面白いけど、実は人間の心情描くの相当巧いよなこの人。
・け:県立地球防衛軍(安永航一郎)
この人の下ネタ大好き。よくこれだけくだらない事思いつくよな(ほめ言葉)。
・こ:コックリさんが通る(奥瀬サキ)
この人の絵結構好きだったんだけど、この人もう自分では描かないのかな…。
・こ:攻殻機動隊(士郎正宗)
「バイバイ、テロリスト。この世が嫌いなら二度とあの世から出てくるな!」には痺れた。
・さ:最終兵器彼女(高橋しん)
アケミ派の俺としてはアケミが死んだシーンは辛かった。
・さ:ザ・コクピット(松本零士)
この人はホント戦場モノ巧いよな。とりあえず「鉄の竜騎兵」はガチ。
・し:ジョジョの奇妙な冒険(荒木飛呂彦)
これについては語り始めるとキリがない。敢えて選ぶなら2部が好き。
・し:神聖モテモテ王国(ながいけん)
「ザクの犯人はシャア」って…この人の頭の回路は一体どうなってるんだ?最高。
・す:菫画報(小原槇司)
新聞部を舞台にした学園コメディ。独特の味があって好き。
・す:スプリガン(皆川亮二/たかしげ宙)
映画はちょっと微妙だったけど、漫画は文句なく面白い。年1回とか読みきりで描いてくれないかなー。
・せ:ZET-MAN(桂正和)
連載中のではなく短編集の方。「正義とは何か」に本気で向き合う桂正和の姿勢が良い。
・せ:絶望に効くクスリ(山田玲司)
いやー、良い事言うね皆。確かに効くわコレ。
・そ:蒼天航路(王欣太/李學仁)
実はまだ最後まで読んでません。早く集めなきゃ。
・た:だって愛してる(むんこ)
「こっちがいい」って言われたいなあ。もう曽根の役回りはゴメンだよ…。
・た:大王(黒田硫黄)
「世界征服?そんな事より他にやる事があるだろう…例えば野球とか!」が最高のシーン。
・ち:ちくろ幼稚園(西原理恵子)
ブラックジョークまみれの中に一つまみの優しさが。西原はホント巧い。
・つ:佃島パイレーツ(村枝賢一)
本当は「光路郎」上げたかったけど埋まっちゃったんで。こっちのドタバタっぷりも結構好きだったな。
・て:デビルマン(永井豪)
文句なく面白い。シレーヌの生き様・死に様が美しすぎます。
・て:ディーン・ティーン(川野ゆーヘー)
「振り上げたこぶしの下に/ディーンがいた」…泣いた。
・と:どろろ(手塚治虫)
手塚作品の中でも5本の指に入るくらい好き。百鬼丸が余りにカッコ良い。
・と:トライガン・マキシマム(内藤泰弘)
ウルフウッド+ベンチ+最後の乾杯。このキーワードだけで泣ける奴はソウルブラザー決定。
・な:なつのロケット(あさりよしとお)
あさりよしとおにしては(失礼)恐ろしく真っ当な少年漫画。作品中に良い空気が流れています。
・な:ななか6/17(八神健)
雨宮が!雨宮がもう悶え回るほど可愛いわけですよ皆さん!(落ち着け)
・に:忍者武芸帳(白土三平)
面白い。しかも深い。この人に忍者モノ描かせたら無敵。
・に:20世紀少年(浦沢直樹)
本音を言えば「血の大晦日」の対決で終わって欲しかったな。面白いけど。ネットで話題の最終回はまだ読んでません。
・ぬ:―
・ね:ねこぢるうどん(ねこぢる)
つーか「ね」がコレしか持ってないよ。読むとちょい鬱になれます。
・の:のだめカンタービレ(二ノ宮知子)
真澄ちゃんはもう出てこないのかな。あのキャラ面白くて好きなんだけど。
・は:ハチミツとクローバー(羽海野チカ)
あゆが可愛すぎる。最新刊は7月だそうで、待ち遠しい。
・は:鋼の錬金術師(荒川弘)
文句なく面白い。そろそろクライマックスかな?
・ひ:羊のうた(冬目景)
八重樫さんが可愛くてたまりません。以上。
・ひ:ピンポン(松本大洋)
「少し泣く」「お帰り、ヒーロー」など名ゼリフてんこ盛り。映画でアクマが漫画に似過ぎてて吹いた。
・ふ:ブラック・ジャック(手塚治虫)
俺ランキングで不動のNo.1漫画。万一未読の人は是非。
・ふ:プラネテス(幸村誠)
フィーと犬の話が大好きです。あとロックスミスも。
・へ:HELLSING(平野耕太)
超絶ガンアクションでありながらセリフ回しが絶妙。こういう言語感覚が欲しい。
・へ:へうげもの(山田芳裕)
こんなに面白い歴史物が描ける人とは!3巻が待ち遠しいです。
・ほ:北斗の拳(武論尊/原哲夫)
俺的ベストバウトはラオウVSトキ。次点はケンシロウVSサウザー。
・ほ:細腕三畳紀(あさりよしとお)
三葉虫怪人の話が良かった。ちょっとウルッと来たよ。
・ま:MAGARA(長田裕幸)
長田作品では一番好き。この人も打ち切りばっかで不遇だよなあ。ガンガンあたりだったら良作描けるんじゃないか。
・ま:魔少年ビーティー(荒木飛呂彦)
ファースト荒木インパクト。衝撃でした…。
・み:三つ目が通る(手塚治虫)
とりあえず和登さんがエロ過ぎます。なので最高です。
・み:南くんの恋人(内田春菊)
これのラストシーンで泣かない奴は人間じゃねえ。
・む:無限の住人(沙村宏明)
最近凝った見開きの殺陣シーンやんないけど、またやって欲しいな。
・む:蟲師(漆原友紀)
本当に新人なのかこの人?完成度高すぎ。
・め:めぞん一刻(高橋留美子)
ラブコメのスタンダードでありベスト。実は八神が結構好き。
・も:もやしもん(石川雅之)
この人の発想力には脱帽。「週間石川雅之」を読むとこの人の幅の広さに驚かされます。
・も:MONSTER(浦沢直樹)
本音を言えば10巻くらいでまとめて欲しかったな…ってこの人の漫画そんなんばっか。面白いんだけどねー。
・や:YASHA(吉田秋生)
茂一っちゃんが死んだ時は泣きましたよ。そういえば「イヴの眠り」はまだ読んでないな。
・や:闇のイージス(藤原芳秀/七月鏡一)
安定して面白い。脇役では来島ちひろとゼロがお気に入り。
・ゆ:雪の峠・剣の舞(岩明均)
歴史モノ描く地力もあるんだよなこの人。あ、そろそろ「ヒストリエ」買わなきゃ。
・よ:よつばと!(あずまきよひこ)
正確な描きこみによって生まれる既視感。画面から夏の匂いがする。すげえ。
・よ:要塞学園(ヒロモト森一)
むやみに濃い。やたら熱い。パワーが欲しい時はこれを読みます。
・ら:らいか・デイズ(むんこ)
らいかと竹田の絡みが微笑ましすぎてサイコーです。財津先生がまた良いキャラだし。これで子供に戻れると良いね、らいか。
・ら:雷火(寺島優/藤原カムイ)
この人絵が半端なく巧いんだよなー。話は5・6巻くらいにまとめた方が良かったかも。
・り:陸軍中野予備校(安永航一郎)
この人にはずっとこの芸風でイって欲しいです。
・る:―
・れ:レベルE(富樫義博)
「奴は予想の斜め上をいく!」間違いなく富樫の最高傑作。ウルトラジャンプとかで復活しないかな。
・れ:RED(村枝賢一)
非常にアツい。ラストシーンは結構お気に入り。
・ろ:ロトの紋章(藤原カムイ)
正統派冒険活劇。やっぱ良いねえこういうのは。
・わ:ワイルド7(望月三起也)
悪党は裁判も無しでいきなり処刑!ワイルド過ぎます彼ら。最高。
・わ:W3(ワンダースリー)(手塚治虫)
最後に伏線が完璧に回収される。この構成力は鳥肌モノ。主人公の成長物語であるストーリーも良。
・を:―
・ん:―
以上。疲れたー。丸3時間掛かったよ。「ぬ」「る」「を」「ん」が無かったな。「を」「ん」は無いとしても、「ぬ」「る」はありそうなもんだけど…。