短編好き?

1巻完了の短編や短編集が好き(打ち切りでなく)。


さっきの「おひっこし」もそうだけど、長期連載やってる人の短編って、のびのびやってる感じで楽しく読める。作者の地が出るというか。

それに「1話(1巻)でまとめなきゃ」っていう制約のもとで描いてるから構成もしっかりするんだろうな。

他にも
集める手間もない。
読み返すのが気楽。
本棚の微妙なスキマを埋める事が出来る*1
などいいこと三昧だ。


以下、オススメ短編。
もちろんすべて一冊完結。

俺ランキングで樹崎聖のNo1作品。SF短編。



ストリッパー (ヤングサンデーコミックス)

ストリッパー (ヤングサンデーコミックス)

他の所で作者自身が書いてたように、山田玲司がナイフを見せた作品。
作者、間違いなく刺しに来てます。俺は刺されました。



リバーズ・エッジ (Wonderland comics)

リバーズ・エッジ (Wonderland comics)

これも心に刺さります。重いです。でもイイ。一体何度読み返した事か。



遠藤浩輝短編集(1) (アフタヌーンKC)

遠藤浩輝短編集(1) (アフタヌーンKC)

全体的に青臭い。でもそれがイイ。



山猫の夏 (ヤングジャンプコミックス)

山猫の夏 (ヤングジャンプコミックス)

絶版。古本屋で見たら即買いを薦める。船戸与一の原作に柳澤一明の絵がベストマッチする冒険譚。これを読んで魂が震えない男はキンタマ付いてないものと見なします。



大王 (Cue comics)

大王 (Cue comics)

短編集。手塚治の「メトロポリス」のリメイクが良い。ほとんど原型とどめてないけど。
「世界征服?そんなことより他にやることがあるだろう…例えば野球とか!」って言ってホントに野球を始めるシーンが最高。



はれた日は学校をやすんで (アクションコミックス)

はれた日は学校をやすんで (アクションコミックス)

動物飼った事ある人はジョンの話で確実に泣ける。西原理恵子の作品は笑いも泣きも振れ幅大きい。




つーかまだまだあって書ききれん。
続きはまたの機会に。

*1:マンガ好きならわかると思うけど、本棚に長編マンガを並べた時、1巻分とか2巻分隙間が空く事がままある。その隙間にまた長編マンガの1巻を入れて2巻以降を別の段に入れるのは美しくない。そんな時役に立つのが1・2巻完結のマンガだ。って説明するほどのことじゃねーよコレ。