Phantom -Requiem for the Phantom- 1巻
Phantom-Requiem for the Phanto (1) (MFコミックス アライブシリーズ)
- 作者: ニトロプラス,柊柾葵
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2009/05/23
- メディア: コミック
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自分にとっての神ゲー「ファントム」のコミカライズ作品。最早脊髄反射で買ってました。
どのくらい好きかって言うと、PC版、DVDゲーム版、PS版の3作をプレイ済みな程。シナリオ・キャラ共に高水準でまとまった、素晴らしくバイオレンスかつスタイリッシュかつハードボイルドなゲームです。
で、そんなゲームのコミカライズとあっては少なからず期待してしまうのが人の性というもの。なのでワクワクして頁を繰ったのですが
…なんでしょうこの違和感。
つまんない訳じゃないんですよ。時系列はいじってありますが基本シナリオは同じですし。やっぱり絵ですかねー。なーんかイマドキの絵というか、軽いんですよ。暗さとか重さというか、あの「ぴん」と張り詰めた闇の雰囲気が足りない気がします。
更に言うなら一番ショックだったのはあのキャラですよあのキャラ。アイン・ツヴァイ・ドライは、まあ、主役なので原作ゲームのキャラの記号を残してますが、リズィを見たときは膝から力が抜けましたよ。誰?このコムスメ。
リズィはあの風体だから良いんじゃないですか!例えばジョジョ6部のエルメェスがスゲエ可愛かったらどうしますか。「パンティあげちゃう!」とか言われたらウォルター風に「感謝の 極み(ズパッ)」とか言ってしまうじゃないですか。
やっぱ姐御キャラはちょっと不細工なくらいが「男気」が感じられて良いです。してみるとブラックラグーンのバラライカ姐さんも顔にキズがあるからこそあの魅力が出るのかなあ、なんて思ったり。女性的な美しさを敢えて少々欠損させる事で「女」「男」という性別に依らない、純粋な「人物」としての魅力を引き出しているのかもしれません。
話がそれました。
そんな訳でちょっと絵柄がアレですけど、原作が好きなので続巻も買います。お話的にはアインルートっぽいですね。個人的にはクロウディアルートも物悲しくて好きなんですが。
…なんかゲームの方やりたくなってきたな。引っ張り出すか。