極悪の華 北斗の拳 ジャギ外伝  上巻

極悪の華北斗の拳ジャギ外伝 上 (BUNCH COMICS)

極悪の華北斗の拳ジャギ外伝 上 (BUNCH COMICS)

 「俺の名を言ってみろ!」で有名なジャギの物語。ラオウ外伝(天の覇王)は有名としても、確かトキ外伝、レイ外伝もありましたね。なんつーかバンチは北斗の拳のスピンオフが背骨なんでしょうか。悪いとは言わないけど、もーちょっと他に武器が無いんでしょうか。

 それとも逆に突き詰めちゃって北斗のキャラ何でもアリアリで外伝にしてはどうか。「サウザー外伝」「ハート様外伝」「ジュウザ外伝」あたりを皮切りに、「アミバ外伝」「ウイグル獄長外伝」「山のフドウ外伝」と続き、最終的には「ゲイラ外伝」「トウ外伝」「名も無き修羅外伝」「種籾じいさん外伝」「でかいババア外伝」といった、最早タイトルだけで笑いが取れる所まで行ってしまってはどうか。


 すみません脱線しました。悪乗り大好き派です。


 漫画はいつものヒロモト森一節で面白かったです。ヒロモト先生って何て言うかこう、「カレー粉」みたいな人ですよね。何でもかんでも「自分味」にしちゃうんですもの。ええ、もちろん褒め言葉です。カレー大好きです。


 幼少の頃は曲がっていなかった、いわば「きれいなジャギ」が新鮮でつい頁を繰るのが早くなります。

 上巻って事は下巻で終わりかー。某大作SF映画と同じく、彼が暗黒面に落ちる瞬間が山場でしょうか。下巻が楽しみです。