フランケン・ふらん 3巻
- 作者: 木々津克久
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2009/02/20
- メディア: コミック
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あらら、これも今まで感想書いてないですね。
枳棘庵漫画文庫さんの所で知った医療系グロコメディ。医学と好奇心とエログロと悪趣味とSFと人道的タブーと人の業を、シニカルなホラーコメディに纏め上げる作者さんのバランス感覚には敬意を表さざるを得ない。突出すれば後味の悪い物になってしまいかねない要素が多いにも拘らず、これだけ「読める」作品になってるのが凄い。
描写にとにかく遠慮が無いので相当に読む人を選ぶ漫画ですが、好きな人には堪らない漫画です。もちろん自分は後者。
ちなみに3巻表紙はいつもと同じくちょいエロ仕様。エロい漫画を期待して内容を知らずに買った小中学生達を恐怖のズンドコに叩き込む事請け合いのナイス釣り表紙であります。
後ろで不敵な笑いを浮かべてるのが主人公のふらんちゃん、黒髪美女が仲間のアドレアさん。3巻ではこのアドレアさんが活躍するわけですが、体の各部のチャックの意味を表紙を一瞥しただけで理解してしまった自分はかなりふらんちゃんに毒されているようです。
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