天然あるみにゅーむ! 1巻


 

天然あるみにゅーむ! (1) (まんがタイムKRコミックス)

天然あるみにゅーむ! (1) (まんがタイムKRコミックス)


 まんがタイムきらら連載の女子高拳法部コメディー4コマ。きらら本誌で読んでとても好みの絵だったので単行本が出るのを心待ちにしてました。

 お話は田舎の女子高の拳法部を舞台にした日常コメディ。捻ったギャグに大笑いするようなタイプではなくて、可愛い女子達がアレしたりコレしたりするのをまったり楽しむタイプの漫画です。

 それでは簡単にキャラ紹介でも。

 橘あるみ…主人公。一年生。いつも元気な天然娘。実家は農家で、牛を飼ってたりする。動物に好かれるタイプで、野良犬にじゃれ付かれて舐めまわされたりする。エロいな!


 叶真貴…同じく一年生で、あるみとは幼馴染。低身長貧乳でツンデレ系で世話焼き。何ですかこの娘。自分的にどストライクなんですけど。


 紅林彩…一年生。ポニテ眼鏡っ娘の常識人。すなわちツッコミ役。ナイスメガネ1。更にナイスおっぱいでもある。


 マリー桜井…一年生。ハーフの金髪娘。主な成分はおっぱいと妄想癖。おっぱい!おっぱい!


 高杉鞘香…拳法部主将の二年生。黒髪長髪の大和撫子。基本的には落ち着きのある良き先輩だが、生徒会の巳晴がからむと途端に強情になる。ツンデレ


 吉野伊吹…同じく二年生。おおざっぱな性格で一年部員へのセクハラ担当。エロい。


 時田朋絵…拳法部マネージャー二年生。貧乳眼鏡っ娘。気の利く性格で甲斐甲斐しく部員の世話をするが、一年生二人のおっぱいには黒い感情を持っている様子。ナイスメガネ2。

 メインは以上7人の拳法部員。ここに顧問の先生や生徒会の二人が絡んできたりしますが、基本的には部活で彼女らがワイワイやってるだけのマンガです。

 なのにこんなに癒されるってのはやっぱ絵の魅力なんだろうなあ。冒頭でも書いて、さっきのキャラ紹介でも織り交ぜましたけど、


 この人の絵、エロいんですよ。いや、マジで。


 しかも淫靡なエロさじゃなくて健康的なエロさとでも言いましょうか、運動部少女達のしなやかかつ柔らかそうな感じが凄く出てて、もう心の底から何かが沸々と出てきそうです。わかりやすく言えば『おめえエロいな!なんかオラワクワクしてきたぞ!』みたいなエロさですね*1


 例えば道着姿の一年生四人娘。 

 左から真貴、マリー、あるみ、彩。
 和気藹々と楽しそうですね。でも真貴のマリー(の胸)への視線には黒い物が混じっているようです。そこが可愛い。


 こちらは半被姿の四人娘。

 左から彩、真貴、あるみ、マリー。
 この絵だと良く分かるんですが、作者さんはキャラによってかなり体型に差をつけてるんですよね。細い娘は細く、むっちりした娘は太く、バランスの良い娘はそのように、ちゃんと描き分けてます。そしてそれによって互いの体型の差を強調してるんですね。実に巧エロい。


 で、このマンガですが、もう気持ち良い位男子が出てきません。舞台が女子高だからってのもあるんですが、とにかく出るキャラ出るキャラ全て女子。しかもそれらが自分の好みの線で描かれた色気のある女子だからそれはそれは眼福で御座います。


 いやー、こういうマンガは眺めてるだけで楽しい。続刊も全力で買いです。



  • 超余談

 まめちしき。

 登場人物の名字を並べると橘、叶、紅林、桜井、高杉、吉野、時田、更に顧問の先生が船村で、生徒会の二人が滝と津上。おまけに神社の娘が神代で、合宿所の娘が江崎。

 このように名字だけ並べ立てれば、好きな方ならピンとくるはず。

 そう、このマンガって自分が大好きな刑事ドラマ「特捜最前線」の登場人物から名字を借りてるんですね。素晴らしい!

 いや、でも萌え4コマと特捜最前線って…遠くない?「天然あるみにゅーむ 特捜最前線」でヤフーとグーグル先生で調べてみましたが、それっぽいのはヒットしませんでした。やっぱ気付く人少ないんだなー。それとも常識的すぎてみんな書かないのか?

 いやしかしホント良いですよ特捜最前線は。刑事ドラマって言っても拳銃バンバンとかカーチェイスでドカーンとかじゃなくて、血の通った人間ドラマを魅せてくれるのが最ッ高にアツいです。

 というわけで天然あるみにゅーむの新キャラは「蒲生さん」ですかね。脚本家に敬意を表して「長坂さん」もいいなあ。特捜マニアだけの楽しみ方。うふふふ。

 

*1:わからねえよ