漫画とテーマソングの話その3

 ああコレ合う曲だなー、と思ったので単発で紹介。


花やしきの住人たち」
 花やしきの住人たち (3) (角川コミックス・エース 121-9)
と、


Coccoの「Raining」
 


 辛い別れ*1を経験した少女の絶望と再生を歌った曲なのですが、あやめのテーマソングとして考えると歌詞が凄く合います。

静かに席を立って ハサミを握りしめて

おさげを切り落とした

(中略)

教室で誰かが笑ってた

それはとても晴れた日で


髪がなくて今度は 腕を切ってみた

切れるだけ切った 温かさを感じた

血にまみれた腕で 踊っていたんだ

それはとても晴れた日で

未来なんていらないと思ってた

私は無力で 言葉を選べずに

帰り道のにおいだけ 優しかった

“生きていける”

そんな気がしていた

 
 あやめは赤毛じゃないとかおさげでもないとか瑣末なツッコミは断固拒否する。考えるな、感じるんだ。

 あと曲調が大好き。前も書きましたが、静かに始まって後半でワッと盛り上がる曲には弱いんですよねえ。


  

*1:あるいは死別?