みずたま注意報 3巻
- 作者: 山東ユカ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2009/01/27
- メディア: コミック
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幼馴染ラブコメ4コマ最終巻。そういやブログ内でちゃんと紹介した事無かったですね。では内容を簡単に。
主人公「雨音玲音」は明日の天気が100%の確率でわかる女の子。隣に住む「石塚晴太」は成績優秀なメガネ男子。
そんな幼馴染二人のもどかしい関係を描いた物語。
ただ、先輩(♀)に好かれたり、後輩(♂)に好かれたりで玲音の方はいろいろ大変。
玲音と晴太の恋の行方は晴れ?それとも…
お話はそんな感じ。
玲音の「天気がわかる」という能力は話の主軸には絡んでこず、あくまでもスパイスの一つとして描かれます。基本はとにかく「幼馴染同士の素直になれない恋」。コレに尽きます。そしてコレがまた最高なのです。
「家が隣同士で窓越しで会話が出来る」というベタな舞台設定を押さえつつ、更に玲音が天然で超ニブチン系の太眉幼馴染で、晴太が成績優秀なクール眼鏡男子でツンデレ属性を所持しているのだから堪らない。玲音は晴太の事が好きという自分の気持ちに中々気付かないし、晴太は晴太で中々自分の気持ちに素直になれないし。ああんもうもどかしい!
また、脇を固めるキャラもすごくいい。玲音の事が好きな須之内先輩(♀)は一癖も二癖もあるゴーイングマイウェイキャラだし、同じく玲音の事が好きな稲光は真っ直ぐで正直者のナイスガイだし。特に3巻での稲光の男っぷりは良かったですねえ。馬鹿で青くて真っ直ぐで。でも暑苦しくはなく、むしろ清々しい。こういうキャラ好きです。
さて、この漫画の最大の魅力といえばやはり玲音。玲音が可愛いというか凄く可愛いというか超絶究極大銀河可愛い事。なんてったっておで娘ちゃんで太眉で幼馴染ですよ?しかも天然ニブチン娘。しかも山東先生の描く玲音の表情がいちいち可愛い事可愛い事可愛い事*1。
例えば自分が3巻でズキュウウウンと来たのがこちらのコマ。
晴太が玲音のお見舞いに来た時の1シーンなのですが…
おでこ! (+冷えピタ) 太眉! 熱と照れで上気した頬! パジャマ! 上目遣い!
何ですか。何ですかコレは。もう完全に殺る気じゃないですか。読者を萌え死なす気マンマンじゃないですか。
そしてこの状況でもクールに去る晴太。勇者過ぎる。ひょっとしてお前…鉄で出来てるんじゃないのか…?*2
まあそんなわけで太眉幼馴染とツンデレ眼鏡男子のヤキモキする恋で悶え転がり倒したい御仁は早々に読むが吉のナイスラブコメです。オススメ。