パンツじゃないなら何なんだ
ストライクウィッチーズというアニメ作品がある*1。ちゃんと見たことは無い。
ホビーショップ及びネット上で散見される情報を統合した所、どうやら飛行ユニットを足に取り付けた美少女達が空を駆け敵と戦う「萌え+ミリタリーもの」の作品らしい。
そこまでは、まあ良い。良しとしよう。
しかし誠にけしからんのは、うら若き女子達が事もあろうに下着丸出しで飛び回っている事である。全く破廉恥極まりない。
かと思うと、「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」との事。
これは一体どういうことだ?どう見てもパンツではないか。
そこで考えた。
パンツでなければ何なのか。
パンツの形状をしているソレは何を意味しているのか。
食い入るように画面を見つめ、若干純粋な探究心とは別の衝動が芽生えてきたりもしたが、やがて氷解のきっかけとなったのは一人の独逸系デザインを施された少女だった。
パンツ…独逸…パンツ……そうか!そういうカラクリか!
パンツァー(Panzer)とは独逸語で「装甲」の事*2。つまりあれはパンツではなくてパンツァーなのだ。
パンツじゃないから、パンツァーだから恥ずかしくないのだ。
これでようやく納得がいった。なるほど、女子の大事な箇所を守るものなのだから装甲であるのはむしろ当然。
吹き荒れる戦場の砲火から、あるいは滾る男性の欲望から「そこ」を頑として守りぬくものは、無慈悲なほどに堅く確かな装甲でなくてはならぬ。
そう、乙女のパンツはまさに最小にして最強の「装甲」なのだ。
結局パンツじゃねーか。