EDEN 14〜18巻
- 作者: 遠藤浩輝
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/07/23
- メディア: コミック
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これはまた溜めも溜めたり5冊分。14巻なんて約2年シュリンクも破らずに放置ですか。途中から話追いきれなくなったとはいえこれは酷い。
で、18巻で完結。まとめ読みという事も手伝ってかなり面白く読めましたが、コレ月刊で追ってた人は辛かったんじゃないかなー。話が中々進まなくて。
でも何だか消化不良のまま終わった気も。途中からエリヤが軸じゃなくて群像劇になってるせいでしょうか。他のキャラにも血を通わせたかったのはわかるし、それは見事に成功してるんですが、群像劇になるとどうしても話の軸がぐらついてる印象になっちゃう。ま、物語の全体像とキャラの顔と名前と彼等個人個人の心情をきちっと把握しきれない自分のオツムの出来が悪いせいなんですが。
それにしても初連載作(だよね?)でこのクオリティは凄い。
個人的には短編集の青臭い雰囲気が凄く好きなので、次回作は「茄子」みたいなテーマを決めた連作ものとか読んでみたいなあ。
ともあれ遠藤先生、11年間おつかれさまでした。