すげえ聖人に群がる人達
聖人だけあってスゲエな言及数。現時点で309件とか。
- 作者: 中村光
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/07/23
- メディア: コミック
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ただね、この際*1ぶっちゃけて言うとこの言及数って気持ち悪くないですか?
本来は自分の好きな漫画が受けてるんだから喜ぶべき事なのは重々承知の上、の話。
確かに面白い漫画とは思うんですけど、はてなダイアリーの感想をパラパラ見てるとなーんか内容が薄いのがちらほらと。そういう文章からは「俺(アタシ)ってばこんなマイナー*2な漫画の面白さを知ってんだぞ」的なあまり好きじゃない匂いがします。
すでに第1巻の時点でブレイクは果たしてる作品だと思いますので、今更騒ぐのもどうかなーという気はするのですが。それとも単に「面白いよ!」って言いまわりたくなる内容なんでしょうか。
確かに女子がわんさか出てくる萌え萌え漫画でもオタ知識が必要なコメディでもエログロバイオレンスでも不条理コメディでも絵がクドい漫画でもないんで、相手が敬虔なクリスチャンや仏教徒でもない限り勧めた所で自分にダメージがないのはわかるんですがね。なんかそういうのって「守ってる」感じで嫌なんですよ。たくさんの人が既に「面白いよ!」って言ってる漫画を「面白いよ!」って言うのって情報発信じゃなくて比較的安全な自己アピール以外の何物でもないでしょ。
いや、ブログなんて元々自己満足の塊みたいなもんだからそれでも良いんですけど、何かね、何か気持ち悪いんですよこの受け入れられ具合が。
巧く言えないんですが、自分が面白いと思った漫画が「単純に消費されてる」ような気がして嫌。一過性の熱っつうかね、オリンピックとかワールドカップの時だけスポーツ見る連中と同じ匂いがするんですよ*3。うー、むずがゆい。
でもって、そういう人達から見れば、とか何とかわざわざ書いちゃう自分が気持ち悪いんだろうなー。
勝手に想像してキモがってんじゃねえよキモオタ、ってな感じで。