とりねこ


 本日の猫漫画その2。


とりねこ (まんがタイムKRコミックス)

とりねこ (まんがタイムKRコミックス)

 綺麗な装丁と野々原ちき先生の名に惹かれて購入。そもそも店頭で「姉妹の方程式」見る度にすごく好みの絵なので気になってた作家さんなんですが、なかなか購入には至らず*1。そこで単巻ものの「とりねこ」を読んで判断しようかと。

 お話は文鳥の「大福さん」を飼う童顔眼鏡っ娘で家庭的な「ちはる」と、猫の「マカロン」を飼う美人系だけど私生活はだらしない「亜希」の共同生活を描いたコメディ物。捕食者である猫と被捕食者である鳥が同じ屋根の下にいるという状況下での飼い主二人の緊張をコメディのベースにしつつ、正反対の二人が段々に打ち解けていく様子がじんわりと暖かい佳作でした。

 特に色気の全く無い「ちはる」の可愛い事可愛い事。まー眼鏡っ娘でショートカットっていうのもあるんですけど、家庭的な所と中性的な所、そして何より文鳥「大福さん」への飼い主バカっぷりが実に可愛い。


 ↓二人の邂逅の瞬間。エレベーターで会っただけかと思いきや、まさか一緒に住む事になろうとは…。

 

 というわけで予想通り好みの絵と雰囲気の漫画でした。こーいうディフォルメの効いたコロコロした絵は結構好き。「姉妹の方程式」も買ってみるとします。

*1:きらら系大判×4冊=3400円だもんなあ…