BUGS 3巻

 

 というわけで完結しました。まー第1巻の時の感想で書いたとおり、全体の感想としては

 「これなんてエイリアン2?」

 なわけですが。ああ、それともう一つ、

 「作者はよっぽどエイリアン好きなんだろうなあ」

 とも思いました。しつこいですねすみません。

 元々エイリアン自体が蟻をモチーフにした生物ですから、「BUGS」のラスボスが女王蟻ってのも原作(ってオイ)を忠実になぞっているんでしょうね。その他にも保護すべき少女が出てくる所とか、仲間の自衛隊員が手榴弾で敵を道づれにして自爆する所とか、エイリアン好きには既視感あふれる展開がてんこ盛りです。

 つっても前の感想でも書いたとおり「パクリだ!けしからん!」ってわけじゃなくて、それなりに楽しめて読んでしまうのですが。「エイリアン」と違って「BUGS」は深いテーマ性とかは無いんだけれど*1、それでも結局こういうモンスターパニック物って惹かれちゃうんだよなあ。オトコノコって本当バカだね。

*1:というか、あえて抜いてあるんだろう