ロボとうさ吉 1〜5巻
終わったら買おうと思ってた漫画その2。とはいえ、こちらは予備知識なしで連載すら読んでません。まあいわゆるジャケ買いです。
- 作者: 加藤和恵
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/03/23
- メディア: コミック
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
- 作者: 加藤和恵
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/12/22
- メディア: コミック
- クリック: 13回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
太陽系辺境の星にたった一人で住む少年、ロビン。彼の父親は「お前が正しく強い子でいるならば、誕生日には素晴らしいプレゼントをあげよう」と言い残して死んでしまった。そして彼の「1歳」の誕生日に宇宙から降ってきたのは冥王星刑務所からの脱獄囚・うさ吉。誕生日のプレゼント=良いもの、友達=良いものと教えられたロビンは、うさ吉を自分へのプレゼント=友達だと思い込んでしまう。
やがて刑務所からの追っ手が迫り、うさ吉は捕らわれてしまった。初めての友達を助ける為に「闇の力」を解放して追っ手を粉砕したロビンは、自分が人間ではなく恐ろしい破壊力を持ったロボット兵器である事を知る――。
こうして片や追っ手から逃れるため、片や自分が何者かを知るため、奇妙なコンビ「ロボとうさ吉」の冒険が始まった!
お話はこんな感じ。
感想は一言で言っちゃうと「惜しい」。終わり方を見れば分かるとおりこちらは打ち切り作品なんですが、じっくり描けば相当良い物に仕上がってただろうと推測されるだけに心底惜しい。宇宙が舞台で人の心を持つロボとか獣人とか出てきて個人的には結構ツボの要素が多くて、しかも真っ当な少年漫画って感じで結構面白かったんだけどなあ。
やっぱロビンが大きくなったあたりの4巻後半-5巻あたりの失速がちょっと辛かったか。ハナタレ小僧のロビンの方が好感を持てたような気がします。
キャラ的にはくせっ毛が手塚治虫作品のロックを彷彿とさせるモモが可愛かったですね。このキャラだけでも次回作で使ってくれないかな…。
つーか終わり方が中途半端すぎ。どっかで続きやってくれないかなー。せめて一区切りつけてハッピーエンドにしてくれれば良かったのに、モモも正式に仲間にならないうちに終わっちゃうんだもんよ。
あ、あと最初にジャケ買いって言った通り、この人カラー絵がやたら巧い。カバーから感じる「ワクワク感」はかなりのものなだけに、残念な結果に終わってしまったのが本当に惜しい。
次回作どっかでやってるのかな…。単行本見かけたらチェックしとこっと。