クリスマスらしい話題を一つ
有名な話なのでご存知の方もいらっしゃるかと思うが、まずはこちらの文章を読んで頂きたい。
何度読んでも良い話。
「でも、本当の本当の本当にサンタクロースっているの?この記事にしたって、「サンタクロースが実在しないとは言い切れない事」を証明してはいても、「サンタクロースが実在する事」を証明できてはいないじゃないか!」
そんな疑り深い人の為の文章がこちら。随分昔に人づてに聞いた話だから、作者もわかりませんし細部も違うでしょうが、とにかくこんなお話。一字一句ゆっくりと読む事をお勧めします。
サンタクロースはいない、だなんてだれがそんなひどい事を言っているのでしょう。
サンタクロースはいます。これはほんとうの事です。
じゃあほんとうのサンタさんはどんな人なのでしょうか。フィンランドのサンタ協会にいる人?あるいは赤いふくを着たあなたのお父さん?または自分のこいびとがサンタクロースだって人もいるかも知れません。
じゃあ彼らがサンタクロースなのでしょうか?
こたえはYESでもあり、またNOでもあります。
だって彼らはトナカイなんて飼ってませんし、白いひげを生やしているわけでもありませんし、世界じゅうの子供にひとばんでプレゼントを配るなんてできやしませんからね。
でも、だからと言って彼らがサンタクロースじゃないとは言いきれません。なぜなら、じつはサンタクロースというのはある決まった一人の名前ではないからです。彼らに共通するのは、たった一つの、そしてとてもだいじな物を持っているという事です。そしてそれが、彼らをサンタクロースにしているのです。
もう、あなたにもわかったでしょう。
だって、あなたは今までになんどもほんとうのサンタクロースに出会った事があるんですから。
だって、あなたはじぶんの中にほんとうのサンタクロースを持っているんですから。
そう、たいせつなだれかに何かをしてあげたい気持ち。
それこそが、ほんとうのサンタクロースなのです。
こちらも何度読んでも良い話だなあ。
フランシス・チャーチ氏が例の社説で「サンタクロースはちゃんといます。それどころか、ずうっと死なないでしょう。千年後までも、一万年後までも、サンタクロースは子どもたちの心を、今と変わらず喜ばせてくれることでしょう。」と語ったのも、あるいはこういう事なのかもしれません。