ニキータ、泣き虫な殺し屋 - それはロックじゃない

　↑公開当時は確かこんなコピーじゃなかったか？

　一体いつの映画だよ、って思いながら昨日初めて観た（1990年公開って言うから１５年前か…）。
　「レオン」「グランブルー」「ＴＡＸＩ」のリュック・ベッソン監督の初期代表作にあたる本作。機会があれば一度見たいなあ、と思っていたら1500円で売ってたので買った。

　内容はまあ面白かったけど、ちょっとわかりにくいかな、と思った。ハリウッドのガンアクションみたいな派手な銃撃戦はないけど、（フランス語のせいか）映画全体の雰囲気はとても良い。

　ラストは唐突で「あれ？これで終わり？」と思ったけど、エンドロールを観てるうちにそれもまた余韻があっていいかな、と思えた。

　してみればこういう洒落た感じと明快なストーリーと派手なアクションのベストマッチが「レオン」あたりなんだろうなあ。個人的な意見だけど「フィフスエレメント」とか「ＴＡＸＩ」シリーズは昔のベッソン監督が出してた「味」が無くなってる気がする（まあそれでも水準以上に面白いから立派なもんですが）。

　あとジャン・レノが出てくるって聞いてたんで楽しみにしてたらホントに最後の方に出てきただけだった。それでも完全に主役食ってたけど。

　また機会があったらハリウッドリメイク版のこっち

も見てみたいな。

　そういえば劇中に出てくる携帯電話のでかい事でかい事。わかりやすく言うとＭＧシャア専用ゲルググの箱くらいの大きさがあんの*1。いや時代だねえ。

　グランブルーは本当に大好きで、映画館で２回観たほど。正直ストーリー自体はよくわかんないんだけど*2、海の映像がとにかく綺麗でつい引き込まれて見てしまう。
　これもＤＶＤ欲しいなあ、と思ってるんだけどなかなか機会がない映画の一つ。

*1:わかりやすい…か？

*2:ジャックなんて一見海の事以外なんも考えてない性格破綻者に見えるしな