ヴィンランドサガ2巻
- 作者: 幸村誠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/11/17
- メディア: コミック
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ヤッバいくらい面白い。最近アフタヌーンに移籍したって聞いたけど正解だわ。このクオリティを週刊で維持するのは無理でしょ。しかもマガスペじゃなくてアフタって事はマガジン(週刊)に戻る気も戻らせる気も無いって事か?いーんだよいーんだよ。ジツリキのある作家は月刊でクオリティ高い漫画描いてくれればそれで。週刊でクオリティ維持できるのはホントに一握りの人間だけだから。つーわけで早くレベルEを月イチで再開させろって富樫&集英社。
お話はヴァイキングもの。主人公トルフィンは「戦鬼(トロル)」と謳われた戦士トールズの息子。だが戦いに空しさを覚えた父親は戦線から脱け出し、家族と共に戦乱とは離れた土地で暮らしていた。ある日海賊との小競り合いで敵の首領アシェラッドとの決闘に臨むトールズ。しかしその決闘に勝ちながらも村の若者達と自分の息子の命を守るために自らの命を差し出す。
目の前で海賊に父親を殺されたトルフィンは親の仇であるアシェラッドの船に乗りこみ、海賊の「仕事」をこなしながら復讐の牙を研ぎ続ける…。いつの日か、彼を殺すために。
正直幸村誠がヴァイキングものを連載開始するって聞いたときは、プラネテスと毛色が違いすぎるけど大丈夫か?と心配したものだったが杞憂に終わって嬉しい限り。
しかしアフタヌーンに移ったら単行本の判型変わるよなあ。1・2巻はどうすんだろ…。湘南純愛組みたいになるのか*1?まあ改訂版出ても鉄板で買うけどな。それほど価値のある、大作の予感がする漫画。頼むから尻切れトンボで終わらせねえでくれよ。
*1:1・2巻のみ大判コミックス