あらしのよるに つづき

 昨日の日記書いてて気づいたんだけど、キーワードは反転されないのな。つまり文字色白にしても出てきちゃう。カテゴリーでキーワード解除は出来るけど、任意で部分的にキーワード解除できるようにならんだろうか。

 あと、想定の範囲内だったけどもちろん携帯ではネタバレまくり状態に。


 というわけで今日の日記はネタバレ有りますので映画や本を楽しみにしてる人は回れ右です。見たり読んだりしたらまた来て下さい。



<<ここから反転>>

色々ブログ覗いてみるとどうやらこれ↓


まんげつのよるに (あらしのよるにシリーズ)

まんげつのよるに (あらしのよるにシリーズ)


については賛否まっぷたつの様で。


「二人がハッピーエンドで良かった」「再会できて良かった」っていう人、逆に「蛇足」「6巻で終わっておけば良かったのに」「映画化のテコ入れで変なの出すな」っていう人。


僕はもちろん前者だけど。

 報われない話ってどうも好きじゃなくて。いや、6巻の時点で終わっていても「悲しいけれど素敵なお話」なんだけど、「必死で頑張った人は報われなきゃ嘘でしょ」っていうのが僕の根っこにありまして。特に映画とか子供向けの本とかは尚更そうであって欲しい。

 もちろん僕は「報われない努力なんていくらでもある」って事や「頑張れば良いってもんじゃない」って事は実体験を含め十分に解っている(つもりだ)。でも、逆に言えばだからこそ子供向けのものは「勧善懲悪」「報われる努力」「友情・努力・勝利(?)」であって欲しいのだ。甘いって言われるかも知んないけど。


 だいたい7巻って(商業的な意味はさておいても)やはり映画の為に書かれたような気がする。
 絵本と違って繰り返し接する事の無い*1映画では、「この2人どうなったのかなあ」って想像に至らずに「なんか中途半端だな」で終わってしまう可能性も充分にある。
 語りだすと長くなるんで単語だけにしますが、受動行動の中でも比較的読書は能動的で、映画は受動的だと僕は思いますので。(もちろん映画でも何度も見る人や考えながら見る人にとってはそうではないのですが)
 
 絵本としては確かに6巻で終わるのもアリなんですがね。

 例えば6巻までのストーリーの映画を見て「なんか中途半端。結局二人はどうなったの?」って言う人に対して、絵本を何度も読んだ人が「バカだなあ。あれはその後を想像するのが楽しいんじゃないか」って言うのはちょっと酷でしょ。映画を観に行く人は「受け取りに行ってる」けど、絵本読み返しの人は「探しに行ってる」訳だから。

<<反転ここまで>>


  • 余談

 んー、ちょっと解りにくいか。文章力の無さを反省。

*1:絵本は家にあって繰り返し読むものだと思います