然るべき報いを!
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1984/10
- メディア: コミック
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ストーリーはビーティーという頭の良い(というか悪知恵の回る)少年が小悪党を懲らしめたり、事件を解決したりするお話。ただし勧善懲悪ではなく、私怨に近い所や悪戯レベルで、大人でも思いつかないような行動をする所が面白い。ギミックとかアイディアを見て楽しむタイプのマンガですね。
いやー、思えば荒木飛呂彦のファーストインパクトがこれでした。懐かしいなあ。
当時小学生の僕らは、当然真似したね。ビーティーの決めゼリフを。
「くらわせてやらねばならん、然るべき報いを!」って言ってソフトボールでエラーした奴に皆のランドセル背負わせる、とか。
「くらわせてやらねばならん、然るべき報いを!」って言って牛乳飲んでる奴に「うんこちんこ」レベルの言葉を連呼して笑わす、とか。(ちなみに悪いことは何もしてない)
ビバ☆小学生。
何の話でしたっけ。ああ、ビーティーは面白いので読むといいです。奇妙な擬音もこの頃から健在で、一番好きなのは寄生虫みたいな家族が登場したときの
バビーン!
かな。
恐るべし荒木。