となりのカワンチャさん
- 作者: 月見里中
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2007/07/27
- メディア: コミック
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表紙買い。いや、絵は特に惹かれる所もなかったんで、正確に言えばタイトル買い作品。
え?タイトルの何に惹かれるのかって?だってカワンチャですよ?地霊ですよ?
すみません…メガテン大好きなんです…
カワンチャさんは腹痛の呪いをかける事が出来る(というかそれ以外たいした事できない)魔界の姫君。人間界にやってきたカワンチャさんは貧乳を気にする女子高生「さやか」に出会い、一緒に暮らすように。姉妹のように仲の良い二人は、魔界の刺客「カタキラウワ」や魔界からやってきたボディーガードの「キュプロクス」を巻き込んで、今日もまったりライフを送ります。
お話はそんな所。読んだ感想は、まあフツー。4コマ漫画なんですがコメディ部分もそんなに面白くないし、主役2人にもそんなに萌えません。イマイチキャラが立ってないと言うか。特にさやかとカワンチャさんの関係がほのぼのとしてて微笑ましいだけに、さやかがカタキラウワ*1を食料扱いしたり酷い仕打ちをするのが違和感あります。要はブラックユーモアの文脈で使うキャラじゃないだろ、と。
まあそうなると、くの一装束*2で巨乳で天然系でお姉さんキャラのキュプロクスさんに惹かれてしまうのは仕方の無い事と言える。うむ、仕方無い。そんなわけでカバー下の4コマは結構良かったです。
つっても敢えて再読もしなさそう。やっぱ完全にタイトルだけで買うのは冒険が過ぎたか。ジャケ買いばっかりしてりゃそういう事もあるっつう事で。
ま、絵柄に惹かれた人は買っても損は無いかも。
- 余談
この漫画とは関係ないんだけど、メガテン好きだけでなく神話好きにもオススメなのがコチラ。
- 作者: ファミ通書籍編集部
- 出版社/メーカー: アトラス
- 発売日: 2001/06
- メディア: 大型本
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- 作者: 金子一馬,ファミ通書籍編集部
- 出版社/メーカー: アトラス
- 発売日: 2002/02
- メディア: 大型本
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- 作者: ファミ通書籍編集部,金子一馬
- 出版社/メーカー: アトラス
- 発売日: 2002/09
- メディア: 大型本
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というかメガテンマニアなら既に持ってるか。悪魔絵師「金子一馬」の超美麗イラストに神話・伝承の神や悪魔や妖魅その他諸々の解説が付いた、ファンタジー好きには堪らない本に仕上がってます。いやー、天使の「潔癖性/厳然たる態度」を機械として描く事で表現するとか、この人のぶっ飛んでいながらも「腑に落ちる」デザインは眺めているだけで飽きません。