ハカセのセカイ
- 作者: ハラヤヒロ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2006/08/24
- メディア: コミック
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冴えない主人公「カタナシ君」が科学部の部長である「ハカセ」に事あるごとに泣きつくと便利な(?)発明品を出してくれるという、ぶっちゃけ「ドラえもん」型のドタバタ劇(ぶっちゃけスギだろ)。
まあしかしそのドラえもんの役割を果たす「ハカセ」が白衣でショートで眼鏡っ娘で理系でクールな女子中学生とあっては、どうですかお客さんそうですかお客さん。ふっふ、ヌシもオタよのう(最低)。
この漫画、主人公の「カタナシ君」が(一見)ツンデレ系のヒロイン「タカネちゃん」に片思いをしてるっていう設定なんですが、見事なまでに主人公に対する「デレ」がなく、それどころかタカネちゃんは金持ちの「カネモチ君」に本気で片思いラブという有様。
ところがどっこい実はクールな「ハカセ」こそが主人公を好きなんじゃないかと思える節があって面白い。それとわかるエピソード自体は極めて少ないが、それだけにその前提で話を読み返すと非常に「萌える」わけです。
ハラヤヒロとやら、なかなかやる。