からくりサーカス最新刊
- 作者: 藤田和日郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/10/18
- メディア: コミック
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もう本誌買ってないんで単行本が一層面白い。相変わらずアツい展開でいいなあ、藤田漫画は。
今巻ではマサル・リーゼ・リョーコ・平馬といった子供達が活躍。ここの所「最古の四人」の動きも面白く、今後の展開に期待。
今回は特にリーゼに燃え(萌えではない)。荒れ狂う凶獣を前にして猛獣使いの目を取り戻すシーン、彼らを従えてドクトルの前に現れるシーンがもう最高。メガテンみたい。
それにリーゼが語る「猛獣使いは獣に喰われて死ぬのが本望」って話も切なくてかっこ良い。もちろんそれは「喰われて死にたい」って事じゃなくて、獣と共に生き続ける猛獣使いという仕事を選んだ以上、「獣に喰い殺される」って事は常に覚悟してなきゃいけないって事なんだろうけど、それってすごく切なくて、辛くて、でも誇り高いよなあ。イカス。