続編物のマンガ

　上記の続きで思った事。

　考えてみれば蒼天の拳もキン肉マン２世もエンジェルハートも、ジャンプ隆盛期の続編物ってのは懐古的な部分もあって読んでるんだろうなあ。してみると「当時とたいして変わらない事をやってる」ってのは計算づくなのかも知れない。ファンにしてみればいきなり全然違う展開になったりするよりは、当時の雰囲気のままのものが読めるってのは嬉しいし、第一ハズレがない。
　バンチもせっかく新潮社が出してるんだから、ジャンプ系に限らずサンデー、マガジン系の続編とかやったら面白いのに。でもサンデー、マガジン系のヒット作出した人って、たいてい青年誌とかでバリバリ現役なんだよなあ。パパッと思い浮かぶところでは「ＭＭＲ」「デズペラード」「ＭＩＳＴＥＲジパング」「レベルＥ」の続きを読みたいなあ（うわ趣味丸出し。ジャンプ混ざってるし）。
　それとも紙面の統一性とか、出版社同士の絡みとかあるんでしょうか。需要と供給が成り立ってるんなら、オール続編（二番煎じ）の雑誌ってのも面白いんじゃないの？で、アンケートで「終わってしまったマンガで、続きを読みたいマンガは？」って募るわけですよ。そうすればアンケート数によって部数も見込めるし、読者は読みたいマンガが読めるし、結構いいのでは。

　しかしホント、中途半端な所で終わっちゃったマンガなんか山ほどあるし、そういうのを救済する雑誌が一つくらいあってもいいんじゃないかなあ（完結編の単行本出版だけでもいいかも）。
　でも実際はホントのホントに面白い漫画は仮に掲載誌ぶっ潰れても、引く手あまたになるんでしょうけど。

　どっかでやらないかなあ…武装錬金リターンズ。（←これが言いたかっただけ）